こんにちは!バンカーズリアル管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
転職しようと考えた時に、「転職したいけれど資格は何を持って入ればいいだろう?」と思ってました。
今回は転職を考えている銀行員の方が資格を何を持っておくべきかについてお伝えします。
私は元々銀行員をしており、転職をした経験もあります。
さらにもっと言えば、最悪な時期の転職活動を経験しています。
そんな私の実体験に基づく持っておくべき資格についてお伝えします。
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
銀行員が通常持っている資格にはどういったものがあるか。
まずあなたがすでに持っているもので有効なものがあるのかどうか気になりませんか?
そのためまずは一般的な銀行員からやる気がある銀行員まで銀行員の方が持っていそうな資格をとりあえず挙げてみます。
1.銀行業務検定系2級 ( 財務、法務、税務などなど)
2.FP
3.宅建
4.公認会計士
5.証券外務員
6.税理士科目
7.TOEIC 700点以上
8.簿記1級、2級
9.保険関連
10.証券アナリスト
ひとまず、一般的な銀行員が持っておくべき資格、そして銀行員の方が持っていそうな資格を挙げてみました。
実際私が銀行員だったころ、この辺を持っている銀行員の方は結構いましたし、私自身いくつか持っています。
資格は国家資格など響くものがあるにはありますが、その業界特有のものも結構あります。
なので転職を考えている業界ごとに持っておくべき、取るべき資格についてお伝えします。
銀行員が転職時に持っておくべき資格とは?
一応、同じ銀行へ転職する方、同じ業界へ転職する方、全く別の業界へ転職する方に向けてそれぞれ書いていきます。
該当するところを参考にご覧ください。
他の銀行へ転職する場合
こういう人ってあまりいないと思いますが一応ご紹介しておきます。
他の銀行に転職する場合は以下の資格があると便利です。
1.銀行業務検定
2.証券外務員
3.保険関連
まあ普通の銀行員ならもっているだろう資格ですね。
実は他の銀行に転職するなら、銀行業務検定がすっごい効力を発揮します。
なぜなら、銀行業務検定はやっぱり銀行にいる人にとってはある程度の価値があるものだからです。
そして、ほとんどの銀行が銀行業務検定の資格を出世、つまり昇格要件にしています。
正直あまりいないと思いますが、なんらかの理由で、別の銀行に転職したい、転職しないといけないという方は、最低限銀行業務検定を持っておきましょう。
あなたの年齢にもよりますが、なんらかの2級があればこの人はちゃんと仕事をしてきたのだなと思われます。
ちなみに、私が銀行から銀行へ転職をしてしまった理由は↓で詳しく書いてます。
気になる方はこちらをご覧ください。
同じ業界へ転職する方
同じ業界、つまり、保険や証券会社といったところです。
またニッチなところで言えば、関連の外郭団体なども含まれます。
こういった方は下記の資格が重宝されます。
1.証券外務員
2.保険関連
3.FP
4.証券アナリスト
実際その業界で認知されている資格+国家資格といったところです。
でも実際銀行員を転職したいと考えている人はおそらく同じ金融業界に転職をしようと考えている人は少ないんじゃないかなと思います。
いるとしたら、すごい仕事ができて、ノルマをガツガツこなすのに対して給料が上がらないと悩んでいる方ではないでしょうか。
実際そういった方なら、もう本当に転職した方がいいです。
営業が楽しくてしょうがない、営業すればするほど給料が上がる夢のようなステージと思える人はやっぱり一定数います。
そういう方は資格関係なく早めに転職された方がいいですよ。
でも時期を間違うと大変なので、その辺りは時期を慎重に見極めましょう。
その辺りも↓に記載してますので、気になる方はどうぞ。
異業種への転職を希望されている方
少し残酷な話をします。
全く異業種への転職を希望される方は生かせる資格はほぼ何もありません。
私自身、身をもってそれは経験したので断言できます。
もし、管理部門や経理を希望しているのであれば、簿記2級は最低限取得しておく必要がありますが、それでも銀行員から経理職は結構ハードル高めです。
参考:銀行員が経理職に転職は簡単?正直かなり厳しいです!元銀行員が語る。
まず銀行員の人が認識しておくべきは、銀行員は転職市場では圧倒的弱者であるということ。
なぜなら本当に潰しがきかない、他の業種への汎用性のない仕事だからです。
銀行員として10年働いたとして、実際に蓄積されるものは、その銀行で働くための技術なり、身の振り方なりとかなり特殊なものです。
それでも銀行員として唯一と言っていい強みがあります。
それは 銀行員であるということです。
銀行員であるということは、転職活動をする企業に対してある程度の信頼感を与えることができます。
銀行はやはり事務はきちんとしていますし、コンプライアンスもしっかりしています。
そのため、銀行員であればしっかりした人なんだろうと思ってもらえるので、書類審査は結構簡単に通ります。
そこが唯一の強みなので、銀行員が転職活動する際は絶対に退職しないでください。
正直な話、大した資格がなくても、転職市場が活況であれば、銀行員だったら結構どこでも転職できます。
でも、この転職市場が活況というところは絶対に意識しておいてください。
ここを見誤ると本当に大変なことになります。
私が実際に経験しているので間違いありません。
まとめ
今回は銀行員が転職するために必要な資格ということでまとめました。
最後の方で書いてますが、銀行員であれば、結局資格はあまり意識しなくてもいいです。
転職市場が活況かどうかだけ把握できていれば転職は成功しますよ。
ただし、転職市場が不調の時期だと銀行員は本当に転職できませんのでその部分の見極めはきちんとしておきましょう。
そして、銀行員が転職で活動で成功するためには、事前に知っておくべきことやいくつかのポイント,コツがあります。
ポイントやコツについては、次章にまとめましたので、銀行から転職して後悔したくない方はこちらもご覧ください。
銀行員が転職で成功するポイントは?
私は一度銀行員としての転職活動を経験しています。
参考:銀行員の転職は早いに越したことはないという話。
その経験から言えることは、銀行員は転職のタイミングを間違えてはいけないということです。
基本的に銀行員は即戦力となれるようなスキルが蓄積されていません。
なので転職環境が悪く、即戦力が求められるような時期の転職は本当に大変です。
ですが、銀行員は転職市場では基本的なビジネススキルは高いと評価されているので、転職環境がいい時期、ポテンシャル採用が多い時期の転職では比較的簡単に転職できてしまいます。
だから、転職する時期さえ間違えなければ、銀行員の転職は成功しやすいです。
今までのことを踏まえると、もしあなたが転職しようと考えいるのなら2つのポイントを覚えておいて欲しいです。
それは、
・転職時期を見極めること。
・在職時に転職を終わらせるということです。
この2点です。
実際この2点さえ抑えられていれば、銀行員の転職は比較的簡単です。
では、「どうやったらその転職のしやすい時期を見極めることができるんでしょうか?」
どうやって転職の時期を見極める?
銀行員の転職時期を見極める方法はすごく簡単です。
それは、転職エージェントを複数登録することです。
というのも、各エージェントが抱えている“非公開求人の質”で転職のタイミングはすぐに分かるからです。
転職エージェントサービスを知らない方のためにご説明しておくと、転職エージェントサービスとは、エージェントが企業との間に立って、転職活動をサポートしてくれるというものです。
もちろん“費用は無料”です。
そして、転職エージェントがいいのはサポートはもちろんですが、何より“非公開求人”を数多く抱えていることです。
非公開求人とは?
例えば緊急の募集や少人数の募集、企業が“戦略的に非公開”で募集しているもので、公開してしまうと応募が殺到してしまう求人のことです。
※非公開求人はエージェントからしかもらえません。
実は、この非公開求人の中に優良大手の求人が集中しています。
そして、各エージェントで取り扱っている非公開求人は違うので、複数のエージェントに登録した方が優良大手の求人に転職できる可能性が広がります。
また、複数のエージェントから求人をもらっていると肌感覚で今転職環境が盛り上がっているのかがすぐに分かるようになります。
実際に、私はリクルート、DODA、パソナキャリアと登録していましたが、
時期がいい時は、毎週のように優良大手の求人もしくは、地元有名企業のクローズドな求人が送られてました。
ですが、
時期が悪い時には、あんまり求人が来なくて、催促するレベルでしたし、送られてきても地方の小さな会社だったり、名前を全く聞いたことのないような会社という感じでした。
だから、実際エージェントからの非公開求人の中身を見れば誰でも今の転職時期いいかどうかがすぐにわかります。
実際あなたが転職活動するのなら、3社程登録するのがベストですが、ひとまず私が銀行員の転職におすすめのエージェントを1社ご紹介しておきます。
私が銀行員にオススメの転職エージェントは、リクルートエージェントです。
なぜなら、求人数が圧倒的に多いからと担当者の”質”が高いからです。
実際に求人をもらうと分かりますが、大手はもちろんですが、地元でも有名な企業のクローズドな求人がもらえたりするので、そのパイプの太さにちょっとびっくりします。
そして、エージェントを使った転職活動で一番重要なのは、担当者の能力と担当者との相性です。
リクルートエージェントは、比較的能力の高い方が多いので、そういった外れを引く確率が低いです。
だから、一番安心して相談しやすいです。
今や転職はエージェントを利用するのが当たり前の時代です。
そしてその時に重要なのは、「いかに担当者を信頼できるか」です。
そういった意味ではリクルートエージェントは信頼できる担当者に当たる確率が非常に高いので、転職活動が成功する確率がグッと上がります。
そして実際にリクルートの担当者にあって転職相談するとかなり親身になって、アドバイスをしてくれます。
当たり前ですが、担当者も転職者を転職させることが仕事なので、自分以上に本気で転職活動してくれます。
正直、このパワーは使わないともったいないです。
自分一人で転職活動をすると、やっぱり心が折れます。
しかも、担当者と一度話すと絶対いい会社に転職してやろうという気持ちになります。
それは、担当者が応援してくれると言うのはもちろんですが、世の中には色んな仕事があって、意外といい会社ってたくさんあるんだなってことに気づけるからです。
いずれにしても、転職を少しでも考えているのなら、転職エージェントに一度相談するのをオススメします。
▼もし時間があるのなら、他のエージェントへの登録もオススメです。
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