こんにちは!バンカーズリアル管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員をしていました。
今は地元の大手企業でまったりと働いています。
銀行で働いていると、
「銀行で働いていて、俺ってこのまま銀行でやっていけるかな。」
「私って銀行に向いてないよなー。」
と思うことないですか?
今回はそんな方のために、銀行員に向いている人、向いてない人についてお伝えします。
私自身「銀行で5年後、10年後やっていける!」
というイメージがつかなかったので退職しましたが、できることなら退職しない方が断然いいです!
だって銀行はなんだかんだで安定してますし、潰れる可能性もかなり低いです。
そんな銀行不適合者だった私がどんな人が銀行員に向いているのか、
どんな人が銀行員に向いてないのかについて実体験を含めてお話ししますね!
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
目次
銀行員に向いている人、向いてない人。
まず銀行員に向いているか、向いてないかを考える時に、
考えるべきは、銀行の仕事に対して、向いていると言う人かどうか。
それと銀行という組織に対して向いている人かどうかということを考える必要があります。
なので、ひとまず、仕事という観点で向いているかどうかについて考えてみます。
銀行員に向いている人、向いてない人。仕事編!
仕事の観点で向いている人を列記していきますね。
・几帳面
・数字に強い。
・数字に拘る。
・勉強熱心。
この4つをバランスよくあれば銀行員としては合格と言えます。
1つ1つみていきますね。
1.几帳面
銀行は本当に事務が細かいです。
いろんなものがマニュアルで決まりがあって、訂正する方法など本当に細部まで決まっています。
それは全て間違えないため、正確性を保持するためです。
なので、いちいち面倒くさいことがありますが、
それでも面倒くさがらずに几帳面にできることが求められます。
2.数字に強い
銀行は、融資、投資などの営業をするものが多々あり、その中でも数字を扱うことが多いです。
そのため数字に対して強くなくてもいいですが、苦手意識がない方が楽に仕事ができます。
3.数字にこだわりがある
数字に拘るとは、目標に対する意識ということです。
今どこの銀行でも窓口の女性含めて、ほぼ全員にクレジットカード、カードロンーンなどの目標という名のノルマが課されています。
達成しないとなんとなく白い目で見られますし、自分自身も目標を達成できるように動いていかないと少し苦しくなります。
その意味では数字にこだわれる人っていうのは今の時代の銀行員には必須ですね。
4.勉強熱心
どの仕事も勉強は大事だと思いますが、こと銀行は本当に常に勉強って感じです。
必要な資格という面もありますが、投信や保険ん新商品が出ればそれを覚えないといけないですし、新聞等の時事的なニュースの中身もきちんと理解しておく必要がありますし、デリバティブなどの金融商品の仕組みも十分理解しておく必要があります。
なので仕事をして行く上では必ず必要なものですね。
次に銀行という組織の中で向いている人、向いてない人について言及します。
銀行員に向いている人、向いてない人。組織編
銀行の組織ってかなり独特ですよね。
私は訳あって2つの銀行にいましたが、正直組織の中は似たようなものです。
規模の問題って感じですね。
そんな銀行という独特の世界でに向いている人は描き2点を持っている人です。
・承認欲求が強い人。
・週刊誌が好きな人。
承認欲求が強い人。
承認欲求が強いとは、
俺こんなにできるんだぜ、すごいだろ!褒めろ、褒めろ!
という人です。
つまり、簡単に言うと、褒めて欲しい人ですね。
褒めて欲しい人、かつ褒めてもらえれば満足する人です。
そう言う人は褒められればさらに仕事をがんばりますのでほんんとうに好循環になります。
週刊誌が好きな人
なんだか表現が難しかったんで、こういった表現になりましたが、要するに、週刊誌的な他人の醜聞や噂話が好きな人です。
銀行の内部では、熾烈な出世争いが行われていて、さらに学閥や派閥あります。
なのでこの派閥、学閥が有利不利があるので、その派閥のボスが凋落したとか、今はこの派閥のボスが勢いがあるとか、結構すぐにわかりますし、そう言うのが面白がれて、さらに自分もプレイヤーとして入っていける方は向いてます。
さらに銀行の中では不倫だとかも横行しているので、どこどこ支店の誰々と誰々が不倫だとか、熱愛だとか、ここは芸能界か!?的な話も聞こえるので、そういった週刊誌的な醜聞が楽しめる人は向いてます。
そもそも向いてない人は銀行から転職した方がいいのか
この記事を読んでいるあなたは、俺って向いてないな転職しようかなと思っているんだと思います。
でも、私銀行に結構いましたし、2つも銀行にいましたけど、銀行の中って銀行員に向いてない人ばっかりですよ。
矛盾してますけど、この人銀行マジで向いてないなって思う人でもなんとかやってる人多いです。
なぜそうかというと、銀行の給料や福利厚生等条件面が非常にいいからです。
銀行員は転職すると基本的に給料や福利厚生等条件面が悪くなる傾向にあります。
なので向いてなくても何を言われても辞めない。
銀行で不正以外で解雇された人をみたことないですもんね。
しかも年功序列の部分が大きいので年を取るだけで給料が上がっていきます。
だから、向いてないと思ってもあなたは辞める必要はありません。
それでも辞めたいと思うのであれば、ひとまず転職活動をしてみてはどうでしょう。
また、銀行員は基本的に転職しても後悔しません。
参考:銀行員を転職、退職して後悔したこと10選!元銀行員たちに聞いてみました!
それは、銀行員は転職しやすいということが大きいです。
逆に言えば、転職に失敗すると後悔するということです。
そして、銀行員が転職で活動で成功するためには、事前に知っておくべきことやいくつかのポイント,コツがあります。
ポイントやコツについては、次章にまとめましたので、銀行から転職して後悔したくない方はこちらもご覧ください。
銀行員が転職で成功するポイントは?
私は一度銀行員としての転職活動を経験しています。
その経験から言えることは、銀行員は転職のタイミングを間違えてはいけないということです。
基本的に銀行員は即戦力となれるようなスキルが蓄積されていません。
なので転職環境が悪く、即戦力が求められるような時期の転職は本当に大変です。
ですが、銀行員は転職市場では基本的なビジネススキルは高いと評価されているので、転職環境がいい時期、ポテンシャル採用が多い時期の転職では比較的簡単に転職できてしまいます。
だから、転職する時期さえ間違えなければ、銀行員の転職は成功しやすいです。
今までのことを踏まえると、もしあなたが転職しようと考えいるのなら2つのポイントを覚えておいて欲しいです。
それは、
・転職時期を見極めること。
・在職時に転職を終わらせるということです。
この2点です。
実際この2点さえ抑えられていれば、銀行員の転職は比較的簡単です。
では、どうやったらその転職のしやすい時期を見極めることができるんでしょうか?
どうやって転職の時期を見極める?
銀行員の転職時期を見極める方法はすごく簡単です。
それは、転職エージェントを複数登録することです。
というのも、各エージェントが抱えている“非公開求人の質”で転職のタイミングはすぐに分かるからです。
転職エージェントサービスを知らない方のためにご説明しておくと、転職エージェントサービスとは、エージェントが企業との間に立って、転職活動をサポートしてくれるというものです。
もちろん“費用は無料”です。
そして、転職エージェントがいいのはサポートはもちろんですが、何より“非公開求人”を数多く抱えていることです。
非公開求人とは?
例えば緊急の募集や少人数の募集、企業が“戦略的に非公開”で募集しているもので、公開してしまうと応募が殺到してしまう求人のことです。
※非公開求人はエージェントからしかもらえません。
実は、この非公開求人の中に優良大手の求人が集中しています。
そして、各エージェントで取り扱っている非公開求人は違うので、複数のエージェントに登録した方が優良大手の求人に転職できる可能性が広がります。
また、
複数のエージェントから求人をもらっていると肌感覚で今転職環境が盛り上がっているのかがすぐに分かるようになります。
実際に、私はリクルート、DODA、パソナキャリアと登録していましたが、
時期がいい時は、毎週のように優良大手の求人もしくは、地元有名企業のクローズドな求人が送られてました。
ですが、
時期が悪い時には、あんまり求人が来なくて、催促するレベルでしたし、送られてきても地方の小さな会社だったり、名前を全く聞いたことのないような会社という感じでした。
だから、実際エージェントからの非公開求人の中身を見れば誰でも今の転職時期いいかどうかがすぐにわかります。
実際あなたが転職活動するのなら、3社程登録するのがベストですが、ひとまず私が銀行員の転職におすすめのエージェントを1社ご紹介しておきます。
私が銀行員にオススメの転職エージェントは、リクルートエージェントです。
なぜなら、求人数が圧倒的に多いからと担当者の”質”が高いからです。
実際に求人をもらうと分かりますが、大手はもちろんですが、地元でも有名な企業のクローズドな求人がもらえたりするので、そのパイプの太さにちょっとびっくりします。
そして、
エージェントを使った転職活動で一番重要なのは、担当者の能力と担当者との相性です。
リクルートエージェントは、比較的能力の高い方が多いので、そういった外れを引く確率が低いです。
だから、一番安心して相談しやすいです。
今や転職はエージェントを利用するのが当たり前の時代です。
そしてその時に重要なのは、「いかに担当者を信頼できるか」です。
そういった意味ではリクルートエージェントは信頼できる担当者に当たる確率が非常に高いので、転職活動が成功する確率がグッと上がります。
そして実際にリクルートの担当者にあって転職相談するとかなり親身になって、アドバイスをしてくれます。
当たり前ですが、担当者も転職者を転職させることが仕事なので、自分以上に本気で転職活動してくれます。
正直、このパワーは使わないともったいないです。
自分一人で転職活動をすると、やっぱり心が折れます。
しかも、担当者と一度話すと絶対いい会社に転職してやろうという気持ちになります。
それは、担当者が応援してくれると言うのはもちろんですが、世の中には色んな仕事があって、意外といい会社ってたくさんあるんだなってことに気づけるからです。
いずれにしても、転職を少しでも考えているのなら、転職エージェントに一度相談するのをオススメします。
▼もし時間があるのなら、他のエージェントへの登録もオススメです。
次の記事『銀行員の転職は早いに越したことはないという話。』へ進む→