こんにちは!バンカーズリアル管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
また銀行を退職したのは、3年目でしたので第二新卒の転職も経験しました。
そういった実際に銀行員の第二新卒を経験した私が銀行員からの転職で第二新卒は有利なのか不利なのかについてお伝えします。
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
https://satomiyalife.com/bank-jobchange
銀行員からの転職で実際第二新卒は有利なのか
先に結論からお話しします。
銀行員からの転職で第二新卒は有利です!
ただ、これには実は条件があります。
この条件の話をする前に、実際に私が経験した銀行員としての転職活動についての体験談をお伝えします。この体験談を読むと条件がよくわかると思います。
私の銀行員として転職活動
そもそも私が転職活動をしたのは、当時やっていたFXが順調に推移したので、もっとストレスの少ない仕事に就いて最終的にFXで独立しようと考えたからでした。銀行に入行して3年目の頃です。
そこでひとまず転職エージェント3つに登録して、転職活動を開始しました。
転職エージェントは大手の有名どころとして、リクナビエージェント、DODA、パソナキャリアの3つに登録して、在職時に転職活動をしていたんですが、これがすごかったんです。
何がすごかったかって、紹介される求人が、大手の有名な企業がほとんどで、選ぶのが大変なくらいでした。
それもそのはず、当時景気がよかったので、企業側も中途採用を積極的にしていたので大手企業の求人もたくさんあったという訳です。
さらに私は銀行員だったこともあり、書類審査も面接もするするって簡単にいきました。
ですが、私は内定をもらえませんでした。。。
理由は、最終面接に日程調整がうまくいかなかったからです。
中途採用の面接でも、最終面接や最終面接の一つ前だと役員面接やまたそれなりの方との面接となります。そうなると、中々休日での面接は厳しく、休日の調整をしてもらっても月に1回あるかないかの特定の休日でした。
銀行員のあなたなら分かると思うんですが、有給なんて使えないですよね。
さらに、銀行員の休日なんて、接待や銀行全体の行事、支店の行事、組合の活動なんかがあって、その特定の休日も日程調整ができませんでした。
そのため、紹介された求人はほとんどがいいところまでいくんですが、最終面接やその一歩前の面接の日程調整がうまくいかず、他の人が内定になってしまったというケースが何度もありました。
ここで私は一旦銀行を退職することにしました。
だって、これだけ優良な求人があって、日程調整さえうまくいけば内定が出るんでされば3ヶ月もしないうちに決まるだろうと考えたからです。
でも、、、実はこの後も結局私は転職の内定をもらえませんでした。。。。。
次章で詳しく書いていきます。
なぜ私は銀行員を退職後の転職活動で内定をもらえなかったのか
前章の流れからいくと、簡単に内定もらえそうですよね?
私自身もそう思ってました。。。。
が、ここで大事件がおきます。。。
それが、、、、
リーマンショックです。
知らない人もいるかと思うんですが、リーマンショックが起こって、日本も不景気になりました。
不景気になるということは、転職市場も求人が減るということです。
そのため、今まであった優良な求人は激減し、転職市場は即戦力を求める市場になっていきました。
銀行員だった私には特定のスキルがないので書類選考すら落ちる状況で、その期間というのは、私の人生史上最も最悪な期間です。生きた心地がしなかった。
そこでかなり苦労しました。。。。
ですが、結局地元の大手企業の間接部門でなんとか働くことができるようになりました。
この私の経験から銀行員の第二新卒における有利となる条件についてお伝えします。
銀行員が第二新卒で有利となる条件とは?
記事の冒頭でお話ししたことを覚えてますでしょうか。
忘れている方のために、改めてご紹介しますね。
銀行員からの転職で第二新卒は有利!
だけどそれには条件がある。
その条件とは、景気がいい、求人が多いという条件です。
企業は第二新卒の求人に対しては、専門的なスキルがある人材ではなくて、能力が高い人材を求めています。
というのも、新卒3年目の社会人に対して、専門的なスキルを求めてしょうがないからです。
銀行員は、有能な人材の集まりです。
そして、完全な縦社会で、コンプライアンスが厳しく、CSの追求を徹底させられている集団です。
そのため、第二新卒で企業が求めている人物像にぴったりの人材が銀行員と言ってもいいと思います。
だから、銀行員は第二新卒で非常に重宝されるんです。
ただし、第二新卒の求人は、景気動向に非常に左右されます。
なぜなら、景気が悪い時に企業は、会社を立て直せる即戦力となる人材を求めているからです。
だから、第二新卒においては、景気がいい時に転職活動をすることが必須です。
そういった景気がいい、求人件数が多い時期にうまく転職活動をしようと考えるのなら、転職エージェントを利用した方が転職活動はかなりスムーズにできます。
なぜなら転職エージェントは常に転職のことを考えていていますし、相談すれば今が転職に適しているどうか即答できるからです。
転職エージェントという言葉は一度は聞いたことがある人も多いと思います。
転職エージェントに相談することで、無料で転職相談に乗ってもらえて、様々な求人からあなたにあった求人を提案してくれます。さらに、内定後は給与交渉までしてもらえることもあります。
転職エージェントは最近いくつかありますが、第二新卒の転職を考えている銀行員が利用すべき転職エージェントはリクルートエージェントです。
銀行員が転職でリクルートエージェントを利用すべき理由は以下の3点です。
①非公開求人が豊富、ハイキャリアの求人がある。
②履歴書、職務経歴書、面接のサポートが丁寧。
③担当者が有能で、相談しやすい。
①非公開求人が豊富、ハイキャリアの求人がある。
銀行員は、異業種へのキャリアアップ転職を考える必要があるので、非公開求人が多く、ハイキャリア求人が多い転職エージェントである必要があります。
非公開求人とは、少人数の募集、緊急の募集、公開すると応募が殺到してしまうような求人です。
今は、この非公開求人に優良大手の求人が集中しています。
複数の転職エージェントに登録すれば、見ることのできる非公開求人が増えるので、転職できる企業の可能性が広がります。
また、感覚的には、リクルートとDODAから非公開求人をもらえれば、特殊な求人でないかぎりほとんどの求人は網羅できます。
銀行員の転職で特殊な転職はほぼないので、リクルート、DODAに登録すれば、十分です。
時間があるかたは、リクルートとDODAに登録。
時間がない、手間が面倒臭いという方は、ひとまずリクルートに登録しましょう!
※非公開求人は早い者勝ち
非公開求人は採用人数が少ない上に、人気求人はすぐに締め切られます。
そのため、今転職するつもりがなくとも、登録だけして、常に求人が確認できる状態にしておきましょう。条件のいい求人を見逃さない!これが一番大事です。
②履歴書、職務経歴書、面接のサポートが丁寧。
銀行員のほとんどの新卒で入行しているので、初めて転職活動をする人がほとんどのはずです。
私が銀行員として初めて転職活動をして困ったのは、職務経歴書と面接です。
職務経歴書は、今まで書いたことがないものですし、どう書いたらアピールできるのかもよくわかりません。
面接についても、HPなどを見ただけの情報で自分なりに組み立てて行っても、正直大したアピールもできないです。
特に面接では、銀行員は、なんで辞めるの?勿体無い と散々言われます。そういった時にきっちりどう返すかなど事前に考えておく必要があるものがたくさんあります。
こういった意味でも、銀行員のように初めて転職活動をする人は、必ず履歴書等の添削や面接のサポート体制がしっかりしている転職エージェントを利用すべきです。
特に履歴書、職務経歴書はしっかり添削してもらってください。この2つはあなたと企業との最初の接点であり、第一印象になるからです。
また、履歴書、職務経歴書がしっかりしていれば、どういったところを質問してくるのかがわかるので面接対策もしやすくなります。
だからこそ、履歴書、職務経歴書でできっちりアピールができていれば、内定はまでスムーズに進むことも多いです。
③担当者が有能で、相談しやすい
今は転職活動で転職エージェントを利用するのが当然です。
そこで一番大事なのは、担当者が信頼できるかどうかです。
正直な話をすれば、能力が低い、ハズレと思うような担当者もいます。
例えば、
・こちらの問い合わせに対して、レスポンスが遅い
・面接のアドバイスが的外れ
・やたらといろんな企業に応募させたがる。
・こちらの意向と関係のない求人を出してくる。
といった担当者です。
私の周りで転職した銀行員に聞いてみても、リクルートエージェントの担当者は相談がしやすく有能な方が多かったです。
私自身利用した時は女性の方で、いろんな相談がしやすくて、レスポンスが早い方でした。
そういった意味ではリクルートエージェントは信頼できる担当者に当たる確率が非常に高いので、転職が成功する確率がグッと上がります。
だから、やはり銀行員が初めて転職活動をするのなら、リクルートエージェントがオススメです。
銀行員の第二新卒では早めに動こう!
今って本当に辛いと思います。
ノルマで詰められて、お客さんからは早くしてと言われて、でも事務は正確にしないと怒られるし、後輩の突き上げもすごいし、などなど。
あなたの気持ちすごくよくわかります。だって私も2回も銀行員をしているから。
でももしあなたが少しでも銀行辛いなって思うのなら、早く転職活動した方がいいです。
銀行員を続けていても、転職に役立つ、他の企業で活かすことができる
企画したり、プレゼンしたり、資料を作成したり、経理の知識を習得したり、マネージメントしたりなどのようなスキルが身につくことはほとんどありません。
むしろ、銀行内部の規定やマニュアル等に詳しくなるので、銀行員としての成長が大きくなります。
だからもしあなたが少しでも今の銀行に不安や不満、悩みや辛いといった思いがあるのなら、早めに転職活動をしておいた方がいいです。
実際早く転職した方の方が優良企業へ転職するといった傾向にもあります。
また、今後のフィンテックの関係で銀行員の人生も安泰と言えなくなります。
その意味でも転職活動をしてみて、自分の市場価値は十分に把握しておいた方がいいです。
もしどうしたらいいか分からないという方は、ひとまずエージェントに相談してみましょう。
次の記事『銀行員の転職は早いに越したことはないという話。』へ進む→