こんにちは!Banker’s Real 管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
ネット上をみてみると銀行員のつらい話が蔓延しているので、今回は、銀行員の楽しいところについてお伝えします。
銀行員って本当につらいですよね。
私は銀行員をしていて本当にそう思います。
そんな銀行員を経験した私が思う銀行員の楽しい部分についてお伝えします。
銀行員の楽しいところってある?
銀行員にしろ、会社員にしろ働くってことなので、やっぱり辛いはつらいです。
それでも、やりがいだったり、楽しいって思える部分がないと仕事ってやってられないですよね。
銀行員の仕事の基本的に95%くらいは辛いことでできているんですが、残りの5%の楽しいことについていくつかご紹介します。
銀行員の楽しいところ①お客様に感謝される
これは融資をしている時の話です。
融資の担当をしていて、感謝されることって、基本的に大きな設備資金だったり、いい人を紹介できたりという場面が多かったです。
どちらも基本的には中小企業の担当をしているときです。
上場企業や大企業を担当していた時は、実際資金が余っているところにいろんなスキームを使ってなんとか借りてもらうっていう感じだったので、正直楽しいと思ったことはないです。
そう言った意味では、私は地銀の方が向いていたのかもしれないですね。
設備資金の話は以前したことがあるんで、気になる方は↓記事を参考にされてください。
参考:銀行の法人営業がつらい!やりがいや魅力とコツは?必要な資格も気になる!
銀行員時代の仕事がお客様から感謝されたことの1位、2位を争うくらいの出来事があるでんすが、それは専門家を紹介したときです。
より具体的な話をすると事業承継ですね。
銀行員の融資を担当している人はわかると思いますが、事業承継問題って結構今後も大きな問題になってきますよね。
実際後継者不足など言われてますが、後継者については、その会社の業績がよければ社内登用もできるので正直全然問題ないかなと思います。
しかし、問題はやっぱり株価の問題です。
銀行員時代よく思ってましたが、相続に強い税理士って本当にいないですよね。
こんな株価の計算や株価対策をしてよく税理士やってるなと思ってました。
しかも、都会でも有名なとこだったり、地方でも有名な税理士事務所でも実際株価計算をきちんとできてなかったりするので、税務署もここをつつけば税収ってすごい増えるんじゃないかと個人的に思ってます。
すみません、かなり脱線してしまいましたが、私がお客様に感謝されたことなんですが、株価や事業承継の専門家を紹介できたことです。
業績が優良な企業の大きな懸念材料ってやっぱり株価なんですよね。
いざ社内で後継者を決めたとしても、その人が借金をしてまで株式の買取をしないといけません。
今まで普通のサラリーマンだった人がいきなり億単位の借金をしないといけないって相当な覚悟がいりますよね。
そういった会社がたくさんあったので、その全部に専門家を紹介しました。
みなさん株価がおさえられたのでものすごい喜んでもらえました。
本当に感謝してもらえました。
結局直接融資には繋がりませんでしたが、将来的な設備資金や個人的な資産運用だったりいろんなもののセールスがしやすくなりました。
銀行員の仕事ってどれだけ恩を売れるかだと思っているので、こういった他行にない切り口で攻めれるといいですよね。
銀行員の楽しいところ②ノルマを達成する
なんだかんだいってやっぱりこれかなと思います。
私も入行して2年くらいは本気でやってました。
「銀行員が辛いなとか、楽しくないな」と思う人は、一度ノルマを本気でやってみるといいですよ。
やっぱり本気でやったことって少しは楽しくなりますし、何より本気でやることで自分自身の血肉になります。
それでも私自身は2年が限界でした。
2年本気やって見てやっぱり「銀行員って辛いな」とか、「別のことがしたいな」と思うようになりました。
なので、今銀行員で悩んでいる人は、一度本気でノルマ120%いくようにがんばってみてはどうでしょうか。
その意気込みで半期を2回やると景色が変わってるはずです。
その変わった景色をみてみて、やっぱりここは俺のいるところじゃないなと思えば転職や独立を視野にしれてもいいですし、もっともっと高みを目指したいと思えばさらに邁進したらいいと思います。
昔先輩に言われたことが未だに私は心に残っているんですが、それは、
「今を真剣に生きれない奴に将来を語る資格はない。」
という言葉です。
私自身も未だにそう思います。
今が辛いとかこれは俺の仕事じゃないとか思っていた時期もありますし、将来はこうなろうと思っていた時期もあります。
それでも、そういうチャンスとかって「今を本気で真剣に生きている人間に訪れるものなんじゃないか」って私は未だに思ってます。
なので、今銀行員なり、仕事なり、勉強なりが辛いと思っている人は今一度、たった今に真剣になることをオススメします。
銀行員の楽しいところ③ひたすらモテる
なんだか前章でいいことを言っておきながら、急にゲスい話になって申し訳ないです。笑
実は、銀行員の楽しいところということで、一番最初に思いついたのがこれです。
私自身は顔も平凡ですし、話も普通だと思います。
でも銀行員は本当にモテました。
正直な話都銀よりも地銀の方が断然モテると思います。
しかも何にもしてなくてもモテますよ。
だって、まず支店には毎年若い子が入ってきますし、アラサーにでもなれば取引先の人から紹介されたり、同期や同僚、上司などなど本当にいろんな人が紹介してくれます。
特に地方は、女性が余っている状態ですし、地方で安定した職業の男性って実際問題、公務員と銀行くらいしかないので本当に色んな人が紹介してくれました。
私の実体験だと、同じ時期に、取引先2社の人から、紹介され、上司の人から紹介され、元同僚の人から紹介されてました。しかもこれ1ヶ月のうちにですよ。
あれは私の人生で唯一のモテ期だったかもしれません。笑
まとめ
もっとさくさく数を挙げていくつもりが余り挙げれずに長くなってしまいました。
まだ楽しいところはあるので、時間を見ながら追記していきますね。
あと余談ですが、最近フィンテックなどで銀行の将来性もやや赤信号が出ています。
銀行は楽しいこともある職場ですが、銀行自体が傾くとそんな悠長なこと言ってられません。
「オレこのまま銀行にいて大丈夫かな?」
「私銀行員の仕事しかしてないけど、他の企業で働ける?」
など悩んでいて、少しでも銀行員でない将来の可能性があるのなら、ひとまず他の企業のことを知っておいた方がいいです。
おそらくフィンテックによる銀行の構造変換は私たちが考えている以上に早いはずです。
変わってしまった後で、「こんなはずじゃなかった!」ということがが一番怖いことなので、ひとまず見ておく、知っておくということが大事です。
そのためには、転職活動した方がいいんですが、銀行員の転職活動にはコツやポイントがあります。
そのあたりを記事にまとめていますので、「銀行員の転職で後悔したくない」「他の会社のことを少ししっておきたい」といった方はこちらもご覧になってください。
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