satomiya
こんにちは！管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
先日知り合いのつてで、地銀で為替業務に従事していた働いた方に色々と話を聞いてきたのでご紹介します。
転職を考えている地銀で為替業務をしている方は必見の内容だと思いますよ。
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
では、さっそくどうぞ↓↓↓
私は当時26歳でお客様サービス課為替業務従事しておりました。
目次
銀行での為替業務の内容について教えてください
送金、振込、口座振替、代金取立業務です。
個人、法人のお客様の送金、振込、口座振替を管理。
振込先名等に間違いがある場合はお客様へ直接問い合わせを行います。
お客様が持ち込んだ手形に不備がないかチェックと代金取立てセンターへ送付致します。
銀行での為替業務のノルマの内容について教えてください
ノルマはありません。
強いて言えば、窓口待ち時間目標厳守です。
10分以内で待ち時間が超えると赤いランプが点滅し、後方業務の行員がヘルプします。
熟練のパートさんに新人行員が変わっても時間短縮になることはありませんでした。
宝くじを扱っていたので、目標枚数が達成されないと行員総出で街頭へ出ます。
先輩行員は嫌がっておりましたが、閉鎖された行内で働くより私は気が楽でした。
街頭では行員がわざわざ売っているという印象があるようで年配の方が買って下さいました。
銀行の為替担当を辞めたいと思った理由を教えてください
辞めたいと思った端的な理由は仕事が合わなかったからです。
自己啓発と呼ばれる資格取得がタイトでした。
なぜなら、人を育てる環境がない。
指導員として先輩行員がつけられますが、業務に追われ、質問等に対応いただけない。
毎月のように資格試験がありました。
ひどい時は月2回試験があり、業後は全て勉強の時間に費やしていました。
具体的には、自分の業務が何に繋がるかなど意味を質問すると先輩行員は「私も為替来て半年だから自分で考えて。こういう対応すれば良いって聞いている。」と機械的な対応だけを教えられ、応用能力がなく、常に自身の仕事に自信が持てず、不安でした。
資格取得については「資格取れないと支店長から呼び出しだよ。」「資格に落ちたら、指導員も呼び出しだって。なんで関係のない私まで呼ばれなきゃいけないの。「次、外務員1種ね！それ取らないと意味ないから。」と言われ、資格を落とせないとプレッシャーがすごく、精神的に辛かったです。
その時には、何のために働いているのか。1日があったという間に過ぎるけど、楽しくない、自分の時間を持てないと感じていました。
銀行からの具体的な転職活動について教えてください
転職活動は退職後に行いました。
転職サイトのリクナビ、マイナビで総務系事務で登録。
ケーキ職人をフリーペーパーで探しました。
メーカーの総務系事務を2社と未経験可能なケーキ職人を受けました。
最終的には、ケーキ職人になりました。
幼いころから夢であったこと、大学生時代にケーキ職人としてアルバイトをし、充実していたからです。
転職活動中、仕事に求めることが充実や楽しいということでした。
数字を扱う仕事や事務系のお仕事に対して苦手意識を持つようになっていたと思います。
金融系の仕事には興味なく、二度としたいとも思いませんでした。
また、生活を一変し、新たなスタートを切ることで別の自分になりたいと強く思うようになっていました。
銀行からの転職活動は大変でしたか？後悔はありますか？
転職活動は大変でした。
私の経歴の売りとしては銀行しかありませんでしたので有利に進めるものは金融系ばかりでした。
銀行を辞めて後悔は全くありません。
3年間の銀行業務で自分の適性はがわかりました。
事務系の社内でコツコツタイプではなく、外を歩き、積極的にコミュニケーションを図る営業職が合っているとわかり、現在は営業職として従事しております。
また、銀行業務は普段の生活に役立つことが多く、就業し勉強が活かされている感じています。
銀行を辞めたい、転職したいという方にアドバイスはありますか？
生活において一番重要視したいことは何かを考えてください。
安定した生活を求め、銀行で働くことが重要なのであれば、辞めずに頑張り続けてください。
時間が解決する悩みだと思います。
プライベートを充実させてください。
私と同じように仕事へやりがいや充実感を求めているのであれば、別のステップを考えましょう。
やりたいことがはっきりしていないのであれば、興味を持ったことにトライしてみましょう。
失敗からも多くのことが学べると思います。
次の記事『銀行員の転職は早いに越したことはないという話。』へ進む→
