銀行員でできる人できない人ってどんな人?

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どこの会社でもそうですが、できる人できない人っていますよね。
特に銀行だと営業力、正確な事務は必須なので、色んな意味での能力が求められます。

今回は私が実際に見てきたできる人、できない人という人たちの共通点を挙げていきます。
自分が当てはまるように行動していく、自分の銀行の方でできる人を見分ける基準にされてみてください。

 

銀行でできるとは何を指すのか?

 

銀行の場合できるとは、、、、

 

1.営業力がある人

2.事務等がしっかりしていて、この人に任せれば大丈夫という安心感がある人

 

営業力があって融資や投信をゴリゴリ取ってくる人はやっぱり仕事ができるな感じます。

ただ、銀行の場合他の業種の方と話すとかなりびっくりするんですが、事務が煩雑ですし、正確性が非常に求められます。

実際たとえ営業力がすごくてなんでもできるひとだったとしても、事務がテキトーだったり、稟議がうまく書けなかったりすると信頼感を得られません。

あと、大手の銀行になると分業化が進んでいるので、基本的に稟議を書いたりすることもあまりないですし、契約書を作成するのも別部署なので、大手になればなるほど、事務はある程度できなくても問題ないです。

しかし、地銀等になると稟議は自分で書いてなおかつ契約書も自分で準備してみたいな状況になるので、地銀の人ほど本当に事務の正確さが問われますね。

また他の銀行の方などから色々聞くとやっぱり銀行が小さくなればなるほど、稟議をきちんと書ける人が重宝される傾向にあります。

そして、わかる通り、大手の銀行と地銀ではできる人、できない人の認識が少し違います。

その辺りご紹介していきますね。

 

仕事ができる人、できない人とは?

前述したように、大手銀行と地銀では少し違いますので、分けてお話ししますね。

 

大手銀行の場合

 

仕事ができる人

 

・営業力がある。

・コミュニケーション能力がある。

・内部での立ち回りがうまい。

 

営業力があるというのは、言わずもがなですね。

次のコミュニケーション能力と内部での立ち回りは似ているんですが、正直ここの能力が本当に問われます。

大手の銀行の場合、分業化が進んでいるので、結局稟議を誰かに書いてもらって、契約書を誰かに作ってもらって、お客さんと契約をするという流れを組みます。

しかもその稟議書を早く作成して、契約書を早く作成する必要があるので、内部での立ち回り、つまり社内営業が必要になります。

ある程度キーマンを抑えて、この人に言われるんだったらしょうがないなと思ってもらえる関係性を作っておくということです。

他の銀行の方の話を聞くと、大きめの地銀、つまり九行連携などに入っている銀行などでも結構分業化が進んでいるようです。

 

大手以外の地銀の場合

 

私の周りでも結構地銀の友人がいます。

話を聞くと、地銀では稟議書は自分で書いて、案件を通して、契約書を作成して、貸出金の実行も自分でするというスタイルみたいです。
正直これは、かなりカルチャーショックを受けました。

大手銀行では、稟議書をきちんと書かないですし、契約書も自分で作成するってちょっと面倒だなと思いましたし、貸出金の実行を自分でするってちょっと恐怖ですよね。
ただ、話を聞いてみると、社内営業をする回数が異常に減るみたいです。

自分ですることが非常に増えるんで大変といえば大変なんですが、それでもストレスはかなり減っていました。

なので、地銀における仕事ができる人とは、、、、、

1.営業力がある人。

2.事務面をきっちりこなせる人。

3.内部の立ち回りがうまい人

 

事務は本当に大事です。

大手の銀行にいた頃は正直事務を自分ですることがほとんどなかったんで全くと言っていいほど意識してませんでしたが、地銀では自分でしないといけない領域が本当に増えたので、最初は本当に大変です。

なので色んな人にやり方を聞かないといけないんですよ。
つまり、自分でする事務量がかなり増えるので色んな詳しい人に聞く必要があります。

ということは、結局のところ地銀に置いても内部の立ち回りというか、社内営業が本当に大事になってくるということです。

まとめ

今回は銀行で仕事ができる人、できない人についてお伝えしました。

結局は、社外営業力と社内営業力が必須ということです。

また地銀の場合はそれに事務の正確さが求められます。

 

あと余談ですが、最近フィンテックなどで銀行の将来性もやや赤信号が出ています。
銀行の中で生き残りをかけようとも、銀行自体が傾くとそんな悠長なこと言ってられません。

「オレこのまま銀行にいて大丈夫かな?」
「私銀行員の仕事しかしてないけど、他の企業で働ける?」

など悩んでいて、少しでも銀行員でない将来の可能性があるのなら、ひとまず他の企業のことを知っておいた方がいいです。
おそらくフィンテックによる銀行の構造変換は私たちが考えている以上に早いはずです。

変わってしまった後で、「こんなはずじゃなかった!」ということがが一番怖いことなので、ひとまず見ておく、知っておくということが大事です。

そのためには、転職活動した方がいいんですが、銀行員の転職活動にはコツポイントがあります。
そのあたりを記事にまとめていますので、「銀行員の転職で後悔したくない」「他の会社のことを少ししっておきたい」といった方はこちらもご覧になってください。

>>銀行員の転職は早いに越したことはないという話。

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