こんにちは!Banker’s Real 管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
実際私は転職活動をしていたこともありますし、世間でよく言われる銀行員はつぶしがきかにというのは本当かといたことについて今回お話しします。
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
https://satomiyalife.com/bank-jobchange
銀行員は本当につぶしがきないのか。実際の転職事情とは?
私が銀行員として転職活動した経験、また2つの銀行に勤めた経験から話すと銀行員は本当につぶしかがきかないです。
なぜなら銀行員として働くと、他の会社でも使える汎用的、そして専門的なスキルが身につくことは全くなくて、その銀行独自の事務ややり方などにどんどん詳しくなっていくからです。
なので銀行員は勤めれば務めるほどその銀行のことに詳しくなっていくので、他の仕事や会社に転職はできにくくはなります。
銀行員は30代で選択を迫られる。
銀行員で30歳を越えると未経験の職種への転職は大変になると考えた方がいいです。
参考:30代以上の銀行員にオススメの転職先!成功事例から紹介します!
30代以上で転職した人を何人か知っていますが、ほとんどの人は公務員に中途採用もしくは保険や証券の営業となる人が大半です。
つまり、今銀行で働くのが限界で転職も視野に入れながら何か考えたいという人は、アラサーの時が選択する最終的な時期です。それを越えると正直選択肢はかなり狭まります。
私自身は銀行は一生を務める会社として悪くないと思っています。
まずもって潰れることはないですし、仮に潰れそうになったとしても国含め公的な機関が助けてくれます、歴史的にもそうなっています。
給料も低くはないですし、安定しています。有給は確かに取りづらくはありますが、福利厚生もしっかりしています。ですので、銀行に残るということも悪い選択肢ではないと私は思います。
ただ、もし銀行に残ると決めたのなら、それは絶対に銀行のカルチャーに染まった方が楽です。
旧態依然の年功序列で、支店長、上席、役席を立てて、ノルマを詰められ、ノルマを詰めて、歓送迎会を盛大にし、厄払いや暑気払いなどの飲み会も率先して楽しみ、クレジットカードやカードローンを率先して取まくる!
こういったようにもういっそ染まった方が断然楽です。
だからもう残るって決めたなら、いちいち悩まない方がいいですよ。
これをやる意味ってあるのかな?
とか
この目標を達成することでお客さんに迷惑がかかるのではないか。
とか
これ言ったらお客さん激怒するor怪訝な顔をするな。
とか
そんなことはいちいち考えない方がいいですし、残るんなら徹底的に言われたことを120%やるといった気持ちだけでいいです。
だからもしあなたがアラサーなんだったらひとまず銀行に残るかどうかの選択をして、残るんだったらもういっそ染まりましょう。
残らないと決めたんなら、きちんとした転職活動をした方がいいです。
また、きちんとした転職活動ができれば、銀行員は基本的に転職しても後悔しません。
参考:銀行員を転職、退職して後悔したこと10選!元銀行員たちに聞いてみました!
それは、銀行員は転職しやすいということが大きいです。
逆に言えば、転職に失敗すると後悔するということです。
そして、銀行員の転職で成功するには、知っておくべきことがいくつかあります。
その知っておくべきことについては別記事にまとめましたので、銀行から転職をして後悔したくない方はこちらをご覧ください。
銀行員は辞めてはいけない
銀行員ってやっぱり辛いし、大変です。
でも、絶対に辞めてはいけません!
なぜなら、銀行員である限り転職がしやすいからです。
銀行員であることで相手に対して信頼感を与えることができます。
そして銀行員は転職に有利な特別なスキルがある訳ではありません。
むしろ、銀行員であることが唯一のアピールポイントとも言っていい。
だから、銀行を辞めるということは、アピールポイントを減らして転職活動をすることになります。
だから、銀行辞めたい!と思ったら、とりあえず転職活動を始めましょう。
もしあなたが転職活動はじめてみようかなと思うのであれば、転職エージェントを利用しましょう!
転職エージェントという言葉は一度は聞いたことがある人も多いと思います。
転職エージェントに相談することで、無料で転職相談に乗ってもらえて、様々な求人からあなたにあった求人を提案してくれます。さらに、内定後は給与交渉までしてもらえることもあります。
転職エージェントは最近いくつかありますが、銀行員が利用すべき転職エージェントはリクルートエージェントです。
銀行員が転職でリクルートエージェントを利用すべき理由は以下の3点です。
①非公開求人が豊富、ハイキャリアの求人がある。
②履歴書、職務経歴書、面接のサポートが丁寧。
③担当者が有能で、相談しやすい。
①非公開求人が豊富、ハイキャリアの求人がある。
銀行員は、異業種へのキャリアアップ転職を考える必要があるので、非公開求人が多く、ハイキャリア求人が多い転職エージェントである必要があります。
今は、この非公開求人に優良大手の求人が集中しています。
複数の転職エージェントに登録すれば、見ることのできる非公開求人が増えるので、転職できる企業の可能性が広がります。
また、感覚的には、リクルートとDODAから非公開求人をもらえれば、特殊な求人でないかぎりほとんどの求人は網羅できます。
銀行員の転職で特殊な転職はほぼないので、リクルート、DODAに登録すれば、十分です。
時間があるかたは、リクルートとDODAに登録。
時間がない、手間が面倒臭いという方は、ひとまずリクルートに登録しましょう!
②履歴書、職務経歴書、面接のサポートが丁寧。
銀行員のほとんどの新卒で入行しているので、初めて転職活動をする人がほとんどのはずです。
私が銀行員として初めて転職活動をして困ったのは、職務経歴書と面接です。
職務経歴書は、今まで書いたことがないものですし、どう書いたらアピールできるのかもよくわかりません。
面接についても、HPなどを見ただけの情報で自分なりに組み立てて行っても、正直大したアピールもできないです。
特に面接では、銀行員は、なんで辞めるの?勿体無い と散々言われます。そういった時にきっちりどう返すかなど事前に考えておく必要があるものがたくさんあります。
こういった意味でも、銀行員のように初めて転職活動をする人は、必ず履歴書等の添削や面接のサポート体制がしっかりしている転職エージェントを利用すべきです。
特に履歴書、職務経歴書はしっかり添削してもらってください。この2つはあなたと企業との最初の接点であり、第一印象になるからです。
また、履歴書、職務経歴書がしっかりしていれば、どういったところを質問してくるのかがわかるので面接対策もしやすくなります。
だからこそ、履歴書、職務経歴書でできっちりアピールができていれば、内定はまでスムーズに進むことも多いです。
③担当者が有能で、相談しやすい
今は転職活動で転職エージェントを利用するのが当然です。
そこで一番大事なのは、担当者が信頼できるかどうかです。
正直な話をすれば、能力が低い、ハズレと思うような担当者もいます。
例えば、
・こちらの問い合わせに対して、レスポンスが遅い
・面接のアドバイスが的外れ
・やたらといろんな企業に応募させたがる。
・こちらの意向と関係のない求人を出してくる。
といった担当者です。
私の周りで転職した銀行員に聞いてみても、リクルートエージェントの担当者は相談がしやすく有能な方が多かったです。
私自身利用した時は女性の方で、いろんな相談がしやすくて、レスポンスが早い方でした。
そういった意味ではリクルートエージェントは信頼できる担当者に当たる確率が非常に高いので、転職が成功する確率がグッと上がります。
だから、やはり銀行員が初めて転職活動をするのなら、リクルートエージェントがオススメです。
非公開求人は早い者勝ち
転職活動を転職エージェントでしていると驚くことがあります。
それは、非公開求人の採用人数が異様に少ないことです。
それは考えてみれば当たり前で、非公開求人とは、そもそも緊急の募集であったり、採用人数の少ない募集のことだからです。
だから、いい非公開求人はすぐになくなります。少し言い方を代えれば、早い者勝ちと言えます。
ということは、あなたが希望する条件の非公開求人がたった今募集されていて、誰かが応募して締め切られているという可能性もあるということです。
だからこそ、転職はするかしないかは置いておいて、ひとまず転職活動すべきです。
転職活動をしておけば、あなたが希望する条件の非公開求人を見ることができますし、本当に興味があれば選考に進んでもいいです。
そして、内定を取ったなら、その時にどうするか悩みましょう。
銀行を辞めるべきか、辞めないべきか。
というのは人生において結構大きな決断です。
でも、それは、銀行以外の選択肢ができて初めて悩むことができるとも言えます。
だから、ひとまず転職活動をしてみて、
いい転職先が見つかれば転職
見つからなければ、銀行に残るor 次の転職に備える。
とシンプルに考えていきましょう!
いずれにしても、ひとまずエージェントに相談するところからはじめましょう
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