こんにちは!Banker’s Real 管理人のsatomiyaです。
元銀行員の私がオススメする財布についてお伝えします。
若手行員で財布を買おうと思っている方、彼氏、旦那が銀行員で財布をプレゼントしようと考えている方の参考になれば幸いです。
銀行員はどういった財布をもつべきか。
結論からいうと、銀行員はしっかりとした重厚感のあるサイフを持つべきです。
なぜなら、取引先、お客様に財布を見られる機会があるからです。
基本的に銀行内の人に対しては何も考える必要はありませんが、接待をしたりするタイミングで財布を出す機会もありますので、その際にあまりにも安っぽかったり、奇抜な色やデザインの財布を使っているとお客様からの信頼がやや揺らぐ可能性があります。
そんなことでと思うかもしれませんが、実はこういった小さいところって結構重要です。
実はこういったことをいうのには、理由があります。
それは、銀行員時代に一時期奇抜な色の財布を使っていたからです。
私が銀行員2年目の頃だったんですが、二つ折りの財布の小銭入れの部分に穴が空いて使えなくなってしまいました。
財布を買いに行く時間もなかったこともあり、当時付き合っていた彼女が昔使っていた財布がたまたま家にあったのでそれをひとまず次の休日まで使っていました。
その色が、ピンクです。
今思えばありえないだろうと思うんですが、その時は何も考えずにピンクの財布を使っていました。
その週にたまたまお客様とランチをする機会がありました。
お金はお客様もちだったんですが、ひとまずお金を出すフリのために財布をだしました。( 社会人としてマナーですよね。笑)
その瞬間お客様に笑われました。
「お金出さなくいいけど、え!?ピンクの財布使ってるの?(苦笑い)
私だから笑って済ませるけど、銀行員だったらそういうのは止めた方がいい。
君たち銀行員は信用を売っているんだから、持ち物には気をつけた方がいいよ。」
この言葉を言われた時に、かなりの衝撃を受けました。
今更ですが、銀行員って信用、信頼を売っているんです。
正直な話、銀行間で商品の違いはあまりありません。
それでも自分の銀行をお客様が選ぶのは、銀行や自分に対する信頼からくるものです。
財布という大したものじゃないかもしれませんが、銀行員である以上はお客様に信頼感を与える、最低限不信感を与えない財布を使用すべきです。
次に銀行員が使うべき財布についてお伝えします。
銀行員が使うべき財布の形と色は?
財布の形としては、大きく二つ折り、長財布の二つがあると思います。
銀行員が選ぶべきは断然長財布です。
なぜなら長財布の方がスマートにお札を出せるからです。
実際に銀行員がお客様の前で財布を使う機会は2つしかありません。
接待の時に行員が経費で支払いを済ませる場合
ランチなどの時にお客様が払うけれどポーズとして出す場合
の2つの機会です。
どちらの場合も財布はスッと自然に出す必要があります。
そうするとスーツの内ポケットから出すのが自然ですし、早いです。
そう考えると、長財布以外に選択肢はありません。
実はこれも経験談があります。
銀行員時代に二つ折りの財布を使っていて、内ポケットから出そうとして、幅が大きすぎて、全然出てきませんでした。笑
その時もお客様に笑われたんですが、そういった失態もない方がいいと思いますので、やっぱり長財布一択です。
色についてですが、基本的には黒or茶色です。
ただ、個人的にはやはり重厚感の出る黒がオススメですし、無難です。
次に実際どういったブランドの財布を使うべきかについてお伝えします。
銀行員が使うべき財布のブランドは?
結論から言うと、なんでもいいです。
こういってしまうと元も子もないんですが、財布をパッと見てブランドがわからないものであれば本当になんでもいいです。
ブランドものの財布でもいいですが、ロゴやデザインでブランドがわかってしまうものはNGです。
逆に言えば、ブランドものでもぱっと見で分からないものであればOKです。
あまり知らない方もいるかもしれませんが、ヴィトンやグッチ、プラダ、エルメスなどでも黒色で重厚感のある財布って結構あります。
そこまでお金を使いたくないと言う方は、ポールスミス、ポーター、ホワイトハウスコックスあたりがオススメです。
もっと安く抑えたい方は、正直なんでもいいです。
黒で長財布で、重厚感を感じられるものであれば問題ありません。
ただ、財布も実際ある程度のお金をかけた方が長持ちするのでそこまで安いものは買わない方がいいと思います。
まとめ
今回は銀行員が使うべき財布についてまとめてみました。
「そんなに気を使わなくいいでしょ」と感じるかもしれませんが、銀行員は信用を売って商売をしています。
お客様の信用を落とさない、また最低限不信感を抱かせないものを使うようにしましょう。
あと余談ですが、最近フィンテックなどで銀行の将来性もやや赤信号が出ています。
財布を気にするのはいいですが、銀行自体が傾くとそんな悠長なこと言ってられません。
「オレこのまま銀行にいて大丈夫かな?」
「私銀行員の仕事しかしてないけど、他の企業で働ける?」
など悩んでいて、少しでも銀行員でない将来の可能性があるのなら、ひとまず他の企業のことを知っておいた方がいいです。
おそらくフィンテックによる銀行の構造変換は私たちが考えている以上に早いはずです。
変わってしまった後で、「こんなはずじゃなかった!」ということがが一番怖いことなので、ひとまず見ておく、知っておくということが大事です。
そのためには、転職活動した方がいいんですが、銀行員の転職活動にはコツやポイントがあります。
そのあたりを記事にまとめていますので、「銀行員の転職で後悔したくない」「他の会社のことを少ししっておきたい」といった方はこちらもご覧になってください。
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