satomiya
こんにちは！管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
先日知り合いのつてで、地銀のリテール営業として働いた方に色々と話を聞いてきたのでご紹介します。
転職を考えている地銀でリテール営業をしている方は必見の内容だと思いますよ。
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
では、さっそくどうぞ↓↓↓
私は当時24歳の女で、主に投資信託と保険の販売業務をしていました。
目次
銀行のリテール営業の仕事内容はどういったものでしたか？
大口の預金の預け入れのあるお客さんに大して、投資信託や保険を販売しました。
外回りでチラシのポスティングや、電話セールス、訪問セールスを行いました。
投資信託や保険のアフターフォローも行いならがら、乗り換えセールスもしました。
銀行のリテール営業としてのノルマの内容について教えてください
定期預金額は半期で5億円
投資信託と保険の販売手数料は半期で1000万円でした。
定期預金はキャンペーンも多くしていたので難なく達成できてきましたが、販売手数料は莫大な数字で、毎期目標達成できませんでした。
個人としての目標も大きいですが、支店での目標が大きく、同僚も達成できる人は少なかったです。
半分いったらいい方でした。
それなのに目標は大きくなるばかりで、目標達成率がそのまま評価につながるので、評価が上がることはありませんでした。
銀行のリテール営業を辞めたいと思った理由はなんですか？
窓口業務担当として採用されたはずなのに、二年目になるとすぐに個人営業にまわされたことがきっかけです。
最初の方は、この係でも頑張ろうと思っていましたが、莫大な数字を追いかけて、やりたくもない営業や外回りをしているうちに、「窓口がやりたかったのに、自分は何をしているんだろう」と思うようになりました。
そのことを係長に相談すると、「今は銀行はみんなそんなもんだ。窓口も個人営業も一緒だ。君は支店長にも期待されているからこれからも頑張ろう！」と、励ましてくれたものの、ずっとこの仕事をさせられるのかと、絶望感を感じてしまいました。
また、莫大な目標のために、必死に毎日残業したりセールスをするうちに、心身共に疲れてしまい、やめたい強く思うようになりました。
いくら頑張っても目標を達成できず、評価が上がらないから給与もほとんど上がらないし、それでいて目標は大きくなるばかりで、先のことを考えると恐怖心が芽生えてきました。
とにかく、やりたくないことを必死にこなす毎日にうんざりしました。
誰に相談しても「仕方がない」「やるしかない」と言われ、銀行にいること自体が間違っていたのだと気付き、まだ若いうちにやめようと思いました。
銀行のリテール営業からの具体的な転職活動について教えてください
転職活動は、在職時にしました。
他にやりたいことがあったので、直接その仕事のみに応募しました。
客室乗務員かグランドスタッフとして、ある航空会社を一社受けました。
以前から夢だった客室乗務員へ転職をしました。銀行員として勤めながら応募をしました。
もし落ちてもフリーターになる覚悟でした。
就職活動時は、客室乗務員なんて夢のまた夢と、目を背けていましたが、銀行員として働き、やりたくない仕事をさせられ不満がつのるうちに、どうせなら本来やりたかった仕事にチャレンジしようという気持ちが芽生えました。
会社の説明会にいき、そこの客室乗務員の話をきくうちに、やはり憧れだった客室乗務員の仕事がしたいと思うようになりました。
銀行からの転職は大変でしたか？後悔はありますか？
仕事をしながら休みを取って試験にいくのは大変でした。
応募したことは公表していなかったので、休みをとる理由を考えるのにも苦労しました。
試験自体は私の中で苦痛ではなかったものの、銀行の仕事のことがあり更に疲れる日々でした。
銀行を辞めて、本当によかったです。
やりたくない仕事をしながら先の見えない毎日を生きるのはストレスでした。
数字を追いかける毎日も辛かったし、給与も少なかったので、転職して本当に良かったです。
銀行のリテール営業から辞めたい、転職したいという方にアドバイスはありますか？
悩んでいるなら、思いきって転職したらいいですよ。
あなたの人生だから、やりたいことをやるべきです。
銀行業務は思ったよりも大変です。
きっとこの先も変わらないと思います。
それなら若いうちに転職して新たな人生を歩んだ方がいいです。
若いうちの方が転職に有利です。
仕事をしながら転職活動するのは大変なので、辞めてからゆっくり活動してもいいかもしれません。
本気で思えば、転職はできます。
諦めないでください。
自分の夢を思い出すチャンスかもしれません。
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