こんにちは!管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
先日知り合いのつてで、地銀で一般職として窓口をしていた女性行員の方に色々と話を聞いてきたのでご紹介します。
転職を考えている銀行窓口の女性の方は必見の内容だと思いますよ。
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
では、さっそくどうぞ↓↓↓
私は26歳の女で支店窓口で預金、為替、投資相談窓口を担当してました。
目次
銀行の一般職のの仕事内容について教えてください
支店の窓口にて、投資相談窓口(ノルマあり)、預金・為替・出納を担当してました。投資信託、保険商品の販売推進にはノルマがあり、固定の顧客へのアフターフォロー、新規獲得のための電話セールスも業務でした。
9時から15時までの支店営業時間中は、喪失、再発行、諸届の受付事務もしていました。
銀行の一般職のノルマの内容について教えてください
投資信託、保険の合計販売額が月間で2500万円前後のノルマがありました。販売額の他にも提携クレジットカードの新規獲得や、給与・年金受取口座指定を獲得するとポイントになり、それも月間目標ポイントがありました。クレジットカードだったら6件程度で達成できるくらいの目標です。
前者の販売額は、正直とても厳しく、達成した月はほとんど無かったと思います。営業にかける時間は16時以降の支店業務が落ち着いてからだったので、毎日残業でした。
銀行の一般職を転職したい、辞めたいと思った理由を教えてください
辞めたいと思った理由は残業が多かったこと、ノルマへのプレッシャーが重く辛かったことです。
独身時代は、家事は母親任せで残業で帰りが遅くなっても生活が成り立っていましたが、結婚後は帰宅後も家事のタスクがあり、睡眠時間がどんどん削られてしまいました。その中で体調を崩しがちになり、早退したり高熱を出して欠勤することもありました。
規模の小さな支店で勤務していたので、私1人が休むことで同僚にも負担をかけてしまいました。同僚も精一杯の状態だったと思います。私が欠勤の翌日出勤した際、「お休みをいただきご迷惑をおかけしました」とお詫びすると、「はいとても大変でした!」と吐き捨てるように言われたことがありました。
冷たく当たられて「悲しい」「悔しい」というより、同僚への申し訳ない気持ちの方が大きかったです。
毎月のノルマも厳しかったので、ただでさえ達成できない私は、他の同僚にその数字をカバーしてもらっていたからです。月末になると支店長から「あといくら売れそう?」と毎日プレッシャーをかけられるのも辛かったです。
その中で、転職してフルタイムでも定時で帰れる仕事をしたいと意識し始めました。 銀行の知識キャリアを生かせて且つワークライフバランスが追求できることを一番の条件として転職活動を始めました。
銀行一般職の具体的な転職活動について教えてください
転職活動は退職後に行いました。
ハローワーク、転職サイトのリクナビを利用して1社受けました。 証券会社への派遣会社に契約社員の雇用形態で面接を受けました。
派遣会社の契約社員として雇用していただき、大手証券会社のコールセンタースタッフに転職しました。1番の理由は銀行で取得した証券外務員資格が必須条件であったことです。
そのため給与もその他の事務やコールセンターより高い水準でした。2番目の理由はほぼ定時で退勤できることです。
初めて受けた面接で採用していただき、勤務地、勤務時間などの条件も希望通りだったので、そちらに決めました。銀行員時代に培った言葉遣いやビジネスマナーを高く評価していただき嬉しかったです。
銀行一般職からの転職はは大変でしたか?転職して後悔はありますか?
率直に言うと辞めて正解でした。結婚生活もままならない状況だったので、退職して心身ともに体調を整えてから転職活動をはじめましたが、自分のペースに合う転職先が見つかりとても満足です。
厳しいノルマの中で業務をしていた銀行員時代に比べると、コールセンターはプレッシャーも無く、丁寧に対応していれば、必ず後方の上司がサポートしてくれます。
もちろん、新卒として研修や支店業務で獲得したキャリアのおかげで転職できたので、銀行での勤務に後悔はありません。
銀行一般職で転職したい!辞めたい!と思っている方にアドバイスはありますか?
銀行という場所は閉鎖的で、一般企業で使っているPCソフトとは全く違う金融ソフト、勘定ソフトを使っているため、エクセルやワードなどのスキルが無いため、私も転職活動は厳しいだろうと思っていました。
しかし、証券外務員資格などの専門知識は、銀行以外でも十分役に立つものですし、窓口での臨機応変な対応は他の職場でも活かせるスキルです。また女性ばかりの職場での同僚とのコミュニケーションはどこの職場でも生かせます!悩まず、様々な角度から見直してみて下さい!
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