第二地銀から医療法人の経理への転職@35歳男性の体験談。

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satomiya

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こんにちは!管理人のsatomiyaです。

私は元々銀行員していました。

先日知り合いのつてで、第二地銀で法人営業をしていた男性にに色々と話を聞いてきたのでご紹介します。

転職を考えている30代の銀行員の方は必見の内容だと思いますよ。

もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。

銀行員の転職は早いに越したことはないという話。

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では、さっそくどうぞ↓↓↓

私は35歳の男で渉外係の支店長代理として法人営業と支店の係数管理をしていました。

 

第二地銀での仕事の内容について教えてください

メイン法人20社程の管理、業況悪化先(5社程)の経営改善計画に沿って条件変更と経営改善状況の助言を行っていました。 合わせて、渉外管理として支店目標達成のための施策の策定や係数管理、部下行員担当先の同行や指導、育成を行っていました。

 

第二地銀でのノルマについて教えてください

融資平残 半期で2億円~3億円増
新規取引先 半期で10件増
保証協会融資 半期で1億円~2億円増
住宅ローン 半期で1億円~2億円増
資産運用 半期で2千万円の手数料収益
401K 半期で50万円の収益目標
カードローン 半期で50件程

融資平然は比較的苦労しませんでしたが、資産運用収益目標は年々目標が上がり、間口をどんどん拡大しないと達成が難しくなってきました。 また、若手行員(渉外1年目~2年目)は個人先担当として半期で150万円の収益目標が決められ、個々に達成状況の管理を本部にされていました。

 

第二地銀を辞めたい、転職したいと思った理由を教えてください

貸出金利が年々低下し、他県の地銀がどんどん営業エリアに進出し、どんどん競争が激しくなってきました。 この収益減少を穴埋めしようと資産運用やカードローン、401kなど目先の収益によるカバーが顕著になり、人員が増えないにも関わらず、目標ばかりが右肩上がりという時期が毎年続いていました。

渉外係の係は目先のノルマ達成に追われ、本部もノルマの詰めが酷くなり、達成率が悪い支店は本部に呼び出され、理由を説明させられるなどの悪い空気が流れていました。また、若手行員は法人を担当させてもらえず、最初の2、3年は個人先に資産運用商品の販売しか業務をさせてもらえず、目標達成の進捗状況を本部に管理されるなど目標未達はあり得ないという空気が漂っていました。

これにより、若手行員の離職が一気に増え、20代後半から30代中盤まで新入社員が続かず、いつまでたっても人手不足という状況が年々ひどくなり、中間管理職にしわ寄せがきて、ついには中間管理職までもが辞めていくようになってきました。

こうなると取引先一先にかけれる時間も限られ、本業の融資業務にも支障きたすようになりました。 本部に現場の状況を伝えたのですが、イエスマンの固まりで、抜本的にかえるように変えていく意向が見られなかったので、将来に不安を感じ退職しました。

 

第二地銀からの具体的な転職活動について教えてください

 

転職活動は在職時にしました。

銀行時代の担当先から声をかけられて、入社に至ったため、就職活動はしていません。 

結局は、医療法人の経理担当者として財務管理、決算仕訳を行っています。 選んだ理由は銀行員時代の担当先だった為、普段の雰囲気が分かっていて、一部の社員は顔見知りですぐに溶け込めれそうだったからです。

また、経営層と年代が近く、フラットに意見交換が出来きて、自分の意見も反映されると思ったため。 業務についても経理担当者なので、銀行員時代に培った知識も活かせ、さらに仕訳業務を行える事で、会計知識の習得にも繋がると考えたため。

 

第二地銀からの転職は大変でしたか?後悔はしていますか?

周りの受け入れ環境が良かったためにすぐに溶け込めました。ある程度、銀行員としての基礎知識はあったので、仕訳業務や資金調達といった業務には抵抗がなく、最初からそつなくこなせました。

むしろ、もともといた職員が色々なことを聞いてくれるので、頼られてやりがいも感じます。 外に出たことで改めて自分の出来ること出来ないことが見えてきて、これから自分に必要な事を再確認させてくれました。

今はノルマに左右されず、ゆとりを持って自分のやりたいことが出来るので、良かったと思ってます。

 

第二地銀を辞めたい、転職したいと思っている方にアドバイスはありますか?

銀行員という狭い世界の人間関係に悩んで鬱になるくらいなら、外に目を向けて今一度、外の空を見てほしい。外の世界はもっと自由で思いやりがあって、楽しく、笑っていられます。

毎日、肩の力が抜けた世界で、理不尽な上司の暴言などなく、自分の意見を反映できる、やりがいのある、自分にあった世界が必ずあります。 勇気を持って新しい世界に挑戦しませんか。 新しい会社に入るのにはリスクが伴いますが、それ以上のリターンは自分の努力次第で必ず得られます。”

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