satomiya
こんにちは！管理人のsatomiyaです。
私は元々銀行員していました。
先日知り合いのつてで、地銀で働いていた男性に色々と話を聞いてきたのでご紹介します。
転職を考えている地銀の銀行員の方は必見の内容だと思いますよ。
もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。
では、さっそくどうぞ↓↓↓
私は当時5年目の27歳で支店で法人営業していました。
目次
第一地銀での仕事内容について教えてください
主に中小企業を中心にプロパー貸出業務に携わっていました。資金繰りを考慮した貸出や、業況拡大を狙った貸出を中心に行っており、月中の貸出金額や貸出件数のノルマをクリアするため、地域の中小企業を中心に回っていました。
第一地銀でのノルマはどういったものでしたか？
プロパー貸出については、新規融資先を月中で1先、既先の貸出については月中金額5,000万円を目標に、法人営業のため中小企業を中心に周っていました。自分のノルマをクリアするだけであれば、さほど難しくない金額ではありましたが、支店の他の法人営業の方々のノルマが未達の場合には、自分が穴埋めに回らないといけないので、実際月中の貸出金額は1億円が目標で、新規融資先のノルマについては2〜3件が平均的な目標となっていました。
第一地銀を転職したい、辞めたいと思った理由は何ですか？
辞めたいと思った理由については、ノルマが厳しいことが1つです。月中の自分のノルマをクリアしても支店全体がノルマをクリアしていないと、賞与について報酬もなく、その穴埋めは自分でやらなければいけないので、支店全体がやる気がないと、なかなか自分の業績にも跳ねません。
また、ノルマをクリアしたとしても、その次の月のノルマは上限なくどんどん増えていくので、できる人こそ思いノルマを課せられ、最終的にはノルマがクリアできないと言うことになってしまうため、ゴールのない目標に対して疲れてしまったため辞めたいと思いました。
自分ができるノルマをクリアした際に、次の月のノルマが前月よりも倍に増えていた時に、果てしないなと感じてしまいました。
また、ノルマが増えたことに対して上司に相談を行うと、皆そういうものだよと言う回答が返ってきて、根本的な問題の解決に当たってくれませんでした。同期からも仕方ないと言う諦めの声が聞こえたため、辞めたいと感じました。
それでも、最初はやる気があったのですが、こういった形で果てしないノルマを課せられると、どうしてもやる気を削がれてしまいます。実際にノルマが課せられた時、自分は負けないぞと言う気持ちよりも、もう無理だと言う気持ちが先行してしまったため、辞めたいと感じてしまいました。
地銀からの転職活動について教えてください
転職活動は退職後にしました。
転職サイトのマイナビを利用し、転職まで7社ほど受けました。 金融業界を中心に、銀行、証券、保険会社を中心に7社ほど受けました。 最終的に証券会社を転職先に決めました。
証券会社では営業ではなく、マーケティング部門に配属されると言うことで、自分から能動的にお客様に商品を紹介するわけではなく、マーケティングの動きを中心に株や投資信託、債権等を運用していくという条件だったので、今までの様に重かったノルマを課せられ、プレッシャーを感じる事なくことなく自分の力が発揮できると思ったため、マーケット部門で働ける証券会社を選んで転職をしました。
地銀からの転職は大変でしたか？後悔はありませんか？
転職期間は約1年ほどだったので、少し大変でした。転職を決めたのはいいですが、再就職できなかった場合はどうしよう、と言う気持ちもあったため、精神的にも少しプレッシャーを感じていました。
ただ、最終的に良い会社に転職できたため、今は銀行時代のように思いノルマを課されることもなく、自分の力を発揮できていると感じているため、銀行をやめて率直に良かったと感じています。ただ、転職する際は就職先が決まってから会社をやめたほうがいいと感じたため少し後悔をしています。
地銀を転職したい、辞めたいと思っている方にアドバイスはありますか？
もし少しでも自分の会社に不満がある場合は、まずは転職サイトに登録して他の会社の情報を調べておくだけでも良いと思います。もしかしたら、あなたが所属してる会社が良い会社かもしれないし、それよりも良い会社から声がかかることがあるため、まず迷ってる方は転職サイトに登録するだけでも可能性が開けると思います。
また、転職を決めた方は、一刻も早く動き出すことが大切なので転職サイト等利用して情報収集に努めると、転職も成功できると思いますので頑張ってください。
次の記事『銀行員の転職は早いに越したことはないという話。』へ進む→
