都市銀行からの転職先は?30代男性の体験談!転職して後悔ないです。

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satomiya

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こんにちは!管理人のsatomiyaです。

私は元々銀行員していました。

先日知り合いのつてで、都市銀行から転職した方に色々と話を聞いてきたのでご紹介します。

転職を考えている都市銀行の方は必見の内容だと思いますよ。

もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。

銀行員の転職は早いに越したことはないという話。

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▼30代以上の銀行員の方はこちらをご覧ください。>>30代以上の銀行員にオススメの転職先!成功事例から紹介します!https://satomi...

では、さっそくどうぞ↓↓↓

 

私は30代の男性です。都市銀行の支店で主に法人営業を担当していました。一方であまり大きな支店ではなかったため法人営業と言いつつも個人の預金、融資(主に住宅ローン、マイカーローンなど)、生命保険の新規獲得もノルマとして持っていました。

 

都市銀行での仕事の内容について教えてください

主に法人営業が仕事内容でした。具体的には中小企業が担当先として多く、社長に面談をし新規融資、預金の獲得、生命保険の紹介などを行っていました。

また、すでに融資を実行している中小企業に対しては、毎月業績の確認をして焦げ付きが発生しないか常にアンテナを張ります。そのような営業活動を担当先の企業を定期的に巡回する事で行っていきます。

 

都市銀行でのノルマの内容について教えてください

新規融資、件数という形ではなく、常に法人への融資については貸出残高400億円というノルマが課されていました。正直、このノルマはキツいです。

少しでも気をぬくと融資残は400億円を切ります。しかも、焦げ付きが発生しないようにギリギリの所で400億円をキープしなければならないのでそれこそ毎日神経をすり減らしているという感じです。

また、預金については半年で5,000万円達成というノルマがありました。これは法人、個人問わず集めなければなりません。

この半年で5,000万円というノルマに対しては毎月、毎日のように上司からトレースを受けます。正直、これだけの低金利の中、預金を5,000万円も集めるというのはほぼ不可能です。

無理なノルマを課せられて、じゃあどうやってやれというのかと質問を会社にするとそれを考えるのがお前の仕事と言われてしまいます。

都市銀行から転職したいと思った理由を教えてください

とにかく、都市銀行の支店長とは、どの支店にいる人はほぼパワハラ上司です。課せられたノルマを達成出来ないと、執拗にトレースをしてきます。

なぜ、今月はこんなに数字が足りないんだ?
やる気がないんじゃないか?

とほぼ全員の支店長が根性論を持ち出します。

やる気などない訳ないのです。なければ都銀での仕事など勤まるはずがないのですから。私が都市銀行に勤めていた時、毎月月末に近づくとそれこそノルマを達成出来ていない月は本当に胃が痛くなってきたものです。

支店の中にいると、支店長にノルマの進捗状況についてどうや?どうや?今月もお前はダメか?などと猛烈に責められるので、いたたまれなく営業に出るのですが、それこそ見込み客がいない時は、行く先など全くないのです。

仕方ないので、割と馴染み深い取引先の社長に連絡をして新規顧客を紹介していただくようお願いをします。

けれどもそうやって紹介をしていただく中小企業はどこも新たに融資など出来ないような、業績が真っ赤かの企業ばかり。そのような企業を紹介してもらってもとてもノルマを達成出来るような新規融資は社内で審査など通らないものなのです。かといって、そういう企業を紹介してくれた取引先の社長に対しても申し訳ない部分もあります。

このように毎日が理不尽と葛藤とそして途方も無いノルマに追われる日々が続きます。しまいには私自身がこの世の中でまるで役に立つ事が出来ない人間のように思えて来ました。

支店長や上司からはノルマが未達となった月末はまた今月も役立たずか、相変わらず給料泥棒だなと実際に言われた事もあります。

そしてノルマを達成しなかった者は残して、飲みに行かれた時も本当に悔しかったですね。今になって思えば、そのような状況自体が異常だとは思うのですが、当時は私自身の感覚すら麻痺していました。

そのような環境の中で、やっぱり私は付いて行けず、そしてこの職場に居続ける事が私のキャリアにはプラスにならないと思い、次第に転職を考えるようになりました。

都市銀行からの転職活動を具体的に教えてください

転職活動は在職時にしました。

転職エージェントのマイナビエージェント、リクルートエージェントを使って転職活動をしました。

都市銀行の営業の中で生命保険を扱う事があり、商品知識、業界の知識があありましたので生命保険業界、そして法人営業を希望して受けました。

実際の面接では主に外資系生命保険会社4社を受けました。

最終的に都市銀行からどこに転職しましたか?

最終的に外資系生命保険会社に転職をしました。

職種は法人を対象とした営業です。

この業界、職種を選んだのはそれまでの都銀での経験が多いに活かせると考えたからです。また法人向けの生命保険とは、その企業の業績、健全な経営に多いに役立つものです。

私は常々、世の中の中小企業の役に立つような仕事をしたいと考えていましたので、法人向け生命保険を扱う仕事はまさに私のビジョンと合致していたわけです。

外資系生命保険会社には都市銀行に勤めていた時の同僚がたくさん転職していました。

彼らの話を聞くと、外資系生命保険会社は都市銀行のような異常なパワハラ文化はないと言います。純粋に実力主義なので働きやすいと教えてもらえた事も選んだ理由の一つです。

都市銀行からの転職活動は実際どうでしたか?

 転職は大変でした。都市銀行で多少なりとも生命保険の経験があると言っても、本業としてやっていた訳ではありません。三十代で新たな業界に飛び込むのはそれなりにプレッシャーがありました。

また外資系生命保険は報酬が成果報酬の割合が多かったのです。それこそ契約が取れないと会社から文句は言われないけれども同時に給料がもらえないと言うプレッシャーがあります。都市銀行ではノルマはあると言いつつも給料は安定して毎月もらえましたからね。

毎月のストレスから逃れて、代わりに経済的不安定な環境になる事が本当に良いのか悩みました。なにしろ私にも家族がいましたので。

そのような悩みの中で行った転職活動は悩み、不安の連続で本当に大変でした。けれども転職をして結果的にはとても良かったです。

パワハラなどない職場では毎日、気持ちよく働けるので、自然と仕事も結果が出ます。とにかく一生懸命仕事に打ち込める環境である事が素晴らしいです。おかげで都銀に勤めていた時よりも給料は逆に上がったくらいです。

これならもっと早く転職をすれば良かったと思ってるくらいです。

都市銀行から転職したいと思っている方にアドバイスはありますか?

都市銀行は確かに給料は良いですし、社会的にもそこに勤めていると評価される事が多いのでなかなか転職をするという踏ん切りはつかないものです。

また都市銀行の全ての職場がパワハラに満ちている訳ではありません。でも、私のようにノルマに追われ、上司に理不尽な扱いを受けた事がある人が多いのも事実だと思います。

そのような環境に居続ける事は長い人生の中で決してプラスにはならないと私は思います。都市銀行に勤めていると、営業としていろいろな業界で戦力として認めてもらえやすいので、転職にはとても有利です。

もし都市銀行に勤めていて、自分のいる環境がこれからの人生で結果的に役に立つのか、疑問に思っている人は早めの行動を取る事が私は最善だと思います。都市銀行で頑張って仕事をしてきた人であれば、どんな業界に行っても必ず通用しますよ。

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