35歳銀行員転職体験談※第一地銀からの転職先は経理!成功して今は幸せです!

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satomiya

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Banker’s Real 管理人のsatomiyaです

今回は35歳で第一地銀からの転職に成功されたフクダさんにインタビューができましたのでその模様をお送りします。

もしあなたが転職を考えているのなら、銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。

銀行員の転職は早いに越したことはないという話。

satomiya

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フクダさん、はじめまして。

本日はよろしくお願いします。

早速ですが、できる範囲での自己紹介と当時の仕事内容から教えてください。

フクダさん

フクダさん
satomiyaさん、こんにちは。

こちらこそよろしくお願いします。35歳で第一地銀から経理職に転職したフクダです。

まずは私の当時の仕事内容からお話しますね。

第一地銀での私の仕事内容

大学卒業後銀行へ入行、窓口業務を5年位経験し、窓口後方業務(管理職)になりました。

基本的には、窓口の後ろに待機していて、窓口で処理された書類の検査、承認印の押印をしていました。

また、月々の業績管理、現金の残高の管理、お客様の個人情報の管理等、銀行業務で窓口に関することはほとんど。

外勤の担当管理職も在籍していたので、私は窓口専門でした。

第一地銀でノルマはありましたか?あった場合はノルマの内容を教えてください。

窓口で行う業務にはすべてノルマが課せられています。

まずは、定期貯金のノルマ、私のいた銀行では定期の新規(他行から持ち込まれた新たな金額)と預け替えの金額を分けて管理していました。

銀行は、お客様から現金を預かって銀行の残高を増やさないと新たな貸し出しができないため、利息を稼ぐことができないので、定期の新規のお客様を 探すのにとても苦労しました。

郵便局の方が利便性も良く、金利も少しだけ良いためなかなか郵便局にお金を預けているお客様を乗り換えさせることが難しかったです。

第一地銀を転職しようと思った理由はなんですか?

辞めたいと思った端的な理由は、営業ノルマが年々増加して、新規に生命保険の取り扱いなどが増え、行員でいることに虚しさを感じたからです。

特に、ノルマ達成のためにお年寄りに生命保険を勧めたりしている時に、私はお客様の為になる仕事をしたくて行員になったはずなのに、 なんで商品内容を理解していないような、お金持ちのお年寄りに生命保険を販売しているのだろうと罪悪感を感じました。

具体的には、家の近くの郵便局を利用しているお年寄りに、家から遠い当行に口座を開設させ、現金を移させて、投資信託や生命保険を購入させたことです。

銀行側から見ると、とても良いお客様と見えるかもしれませんが、絶対に年寄りに投信や保険はいらないだろうと思いながらも、 良心とノルマの間で気持ちが大きく揺れ動いていました。

窓口での業績が伸び悩むと、上司との折り合いも悪くなり、すべての責任が管理職である私のせいにされてしまいました。

他の社員が帰宅した後にも、営業で訪問するお客様のリストを作ったり、電話で定期貯金の勧誘をしたり、一人で残業する日がどんどんと 増えてきて、給料の割に仕事の量がとても多く感じました。

ちょうど子供が産まれたばかりだったのですが、朝は早いし、帰宅後は子供が寝ていたので、活動している子供の姿を全く見ることができず、 このままでは子供も可哀想だと思い転職をすることにしました。

転職活動はどのタイミングでされましたか?具体的な転職活動について教えてください。

転職活動は在職時行いました。

在職中に簿記2級の資格を取得し、ハローワーク、転職サイト、転職エージェントで経理の仕事の求人を探しました。

最終的には、3社ほどありましたが、一番条件が良かった今の会社で決定しました。

ただ、銀行員からの転職となると、正直未経験職種への転職となるので大変だなと感じました。

もしもう一度転職を考えるのなら、もっと早いうちに転職をしていると思います。

私の場合は、経理は未経験だったのですが、行員時代に現金の管理をしていたので 経理の仕事を中心に探しました。 3社の求人があったのですが、残業時間などを考慮して、今の会社に決めました。

取り合えず、営業のノルマが無いこと、残業時間が少ないこと、通勤時間が短いことを条件に新しい仕事を探しました。 そこで見つけたのが、現在の仕事です。

現在はコンピューターのプログラミングの会社で経理の仕事をしています。

経理は未経験でしたが、簿記2級の資格を取得していたこと、行員時代に管理職で現金の管理をしていたことなどが評価され 、無事に再就職することができました。 銀行からの転職としては無難なところではないでしょうか。

あと、私の場合は本当に運が良かったといいますか、景気が良かったので、色々な求人が見れたのも大きかったように思います。

タイミングが悪かったら転職できなかったかもしれません。

そう言った意味でも、とりあえず転職活動だけは早めにしておいた方がいいのではないでしょうか。

地銀から転職してみて感想はありますか?後悔などありませんか?

営業ノルマから解放されたことが一番気持ちの上で気が楽です。

今の会社も求人票の情報とは違うところもありますが(残業時間が思ったより多い等) 仕事としては合格点だと思います。

何より、営業が無いので職場の雰囲気がゆっくりしています。

あの行員時代の「月末まであと○○円、定期の純増金額を増やさないといけない」 というような職場の緊迫感が全くありません。

行員時代に半ば強引に預金や投資信託を購入させてしまったお客様にはとても悪いことをしたと後悔しています。

地銀から転職しようとしている方にアドバイスはありますか?

銀行は安定していて、時間も定時で帰宅できるというのは昔のことです。

今はノルマも多く、保険や投資信託等今まで銀行では取り扱わなかった商品も増え、帰宅後も新商品の勉強などに時間を取られるので、 全く気の休まる時間がないのが現状です。

私は大学卒業後すぐに銀行に入行したため、他の業界を全く知らなかったのですが、ちゃんと探せば他にも良い会社がたくさんあることがわかりました。

今は会社名で会社を選ぶ時代では無くなっていると思います。 無駄な努力をするより、自分の人生が満足するように自分の能力を使ってください。

銀行員が後悔しないために

フクダさんもインタビューの中で仰ってましたが、銀行員の転職は結構大変だったりします。

特に30代での転職となると、基本的には即戦力としての転職になるので、今までの知識やスキルを活かした転職活動をする必要があります。

ただ、一般的な銀行員の場合30代になっても他の会社で活かせる知識やスキルってあまりなかったりするんですよね。

銀行によっては、30歳を超えても、マネージメント職につかない人も多いです。

またフクダさんも仰ってましたが、転職はタイミングです。

いいチャンスがあれば早く決断したほうがいいですし、タイミングを逃さないためにも転職を考えるのなら、早めに転職活動だけはしておいた方がいいです。

なのでもし今銀行を辞めたい、銀行の将来性が見えない、と少しでも思っているのなら転職活動をとりあえずした方がいいです。

一番いいのは、そう思った今転職エージェントにいくつか登録してしまうことです。登録すれば、エージェントから連絡がきて、自動的に転職活動が始まるのでそのレールに乗っていればいいからです。

もし今動かないのであれば、1週間後も1ヶ月後もあなたは動きませんし、このまま定年までズルズルいきます。

それでもいいならいいですが、たぶん心の底からそれでもいいと思っているならこの記事は読んでいないはずです。

何かしらを感じて、このサイト、このページを読んで頂けているんだと思います。

であれば、転職エージェントに登録をして転職活動をひとまず始めてみましょう。

正直、転職活動を始めたらそれだけで、視野が広がると思いますよ。

▼30代以上の銀行員の方で転職を考えるなら、私の周りの成功事例を先に確認されてください。

参考:30代以上の銀行員にオススメの転職先!成功事例から紹介します!

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