銀行リテール営業が辛い@ITへ転職した25歳男性の体験談!

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satomiya

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こんにちは!管理人のsatomiyaです。

私は元々銀行員していました。

先日知り合いのつてで、第一地銀でテラーをしていた方に色々と話を聞いてきたのでご紹介します。

転職を考えている第一地銀のテラーの方は必見の内容だと思いますよ。

もしあなたが転職を考えているのなら、“銀行員が転職で成功するためのポイント”をまとめましたので、こちらもご覧ください。

銀行員の転職は早いに越したことはないという話。

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▼30代以上の銀行員の方はこちらをご覧ください。>>30代以上の銀行員にオススメの転職先!成功事例から紹介します!https://satomi...

では、さっそくどうぞ↓↓↓

私は当時25歳の男で支店にてリテール営業をしていました。

銀行リテール営業の仕事内容はどういったものでしたか?

預金をしていただいているお客様に投資信託や保険商品を販売する仕事でした。

具体的には毎日預金をしていただいているお客様に電話をして、ご来店頂くかあるいはお客様宅を訪問して商品のメリットをお客様に伝えて、メリットを感じていただけたら購入して頂くという流れです。

銀行リテール営業のノルマの内容はどういったものでしたか?

銀行でのノルマの項目は1か月で100万円の収益。

3件のクレジットカード発効。

5件の口座開設が目標でした。

このノルマに対して私が非常に理不尽と感じていました。

それはリテールに関しては担当したお客様次第で業績が全く変わってくるからです。

基本的には空いた営業の担当先を、新任が担当するという仕組みになっていますが、やはり預金量が少ないお客様ですと、その分一件一件のロッドも下がるため、件数をどれだけとっても必要なノルマに達しないのです。

平等な職場環境は銀行では期待できず、運による要素が非常に強いのです。

銀行のリテール営業を辞めたい、転職したいと思った理由はなんですか?

辞めたいと思った理由はお客様の満足や感謝を直接感じる事なく、金融商品を売り続けなければならなかった事に嫌気が刺したからです。

であれば、無理して売らなければいいのでは?という意見も出そうですが、銀行内においてそれは死を意味します。

銀行員にとってノルマの達成は必達事項です。

もし、ノルマが達成できなければ上司から厳しく叱責されます。

実際に「なんでできないの?努力の仕方が間違っているのよ。本当に銀行員にむいていないわね。」といった叱責を受けたこともありました。

今この時代なので、あからさまに、他の行員がいる前で叱責とまではいきませんが、行員全体で各々の業績は確認できる仕組みになっていますから、個人業績が伸びない中では、支店にいるのもいたたまれなくなるので相当なストレスがかかる仕事なのです。

加えて、どうしても担当するお客様によって、業績も変動してくるため、どれだけ頑張っても報われない事があることにもやるせなさを感じます。

辞めたいと思っても、銀行を途中でやめて、転職する事は一緒に働いている人達からも冷たい目で見られることもあるため、なかなか言い出しづらいという事もあります。

様々な業種がある中でも銀行は非常に閉鎖的で、その中で自由や業務への楽しみを見出していくことは本当に難しい事だと思います。

銀行のリテール営業からの具体的な転職活動について教えてください

転職活動は在職時に行いました。

転職サイトを複数登録し、その中でも転職先に優良企業が多かった転職サイトでエージェントについてもらい履歴書や面接のポイントを一つずつコーチングしてもらった。

IT業種やメーカー、通信事業中心に受けました。

職種は銀行員時代と同じく営業職を希望しました。

最終的にはWEBマーケティング・コンサルを事業の柱とする会社へ転職しました。

IT業界を志望した理由は単純にこの業界が今後も伸びると思ったからです。

銀行員の仕事はいずれはAI化で人員整理が進むでしょうでし、旧態依然として手数料に依存したビジネスモデルは消費者の金融リテラシーの向上の伴い、市場が縮小していくと思っていました。

一方でIT業界は様々な稼ぐ手段が生まれ市場自体も拡大しています。

職種としては営業かつコンサル業務としてWEBコンテンツのブラッシュアップを主に法人に提案していきます。

SEO対策や、Hpのデザインに改善の余地がある企業は多くありますから今後も底固い需要が期待できると思います。

銀行のリテール営業からの転職は大変でしたか?後悔はありますか?

転職する際は毎日、毎日が不安でたまりませんでした。

銀行員にそもそもなったのも心の中で安定を求めていたこともが多かったと思います。

その安定や新卒入行という特権を捨ててまで転職する事は本当に正しかったのか、実際に転職し1年ほど働くまでは分かりませんでしたが今になってはっきり言える事は転職して本当に良かったという事です。

給力自体は銀行員時代と比べたら多少は下がりましたが、今現在は毎日は勉強と成長の連続で、手に職をつけようとしている感覚が強いのです。

おそらく今現在の成長はどういった業界・企業に行ったとしても通用しますし、自分ができる事の幅が広がりました。

自分の仕事がお客様の役に立っているという事も実感しますしやりがいも非常に感じられます。

銀行のリテール営業を辞めたい、転職したいと思っている方にアドバイスはありますか?

悩んでいるのであれば今すぐ転職しましょう。

時間は待ってくれません。

脳みそもどんどん劣化していきます。

新しい事を吸収するスピードはどんどん落ちていきます。

一方で世の中の環境は刻一刻変化しているわけで、あなたを待ってはくれません。それにいろいろと社会の先輩たちが教えてくれるのは若いうちだけです。

まずは自分が本当にしたい事はなんなのか?

それが本当に銀行で出来るのか?

銀行が破綻しても自分はすぐに他の仕事ができるのか?

本当に世の中に価値を生み出しているのか?

考えれば今すべきことが見えてくるはずです。

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