こんにちは!元銀行員で、今は地方都市で民間企業の財務部に勤めているsatomiyaです。
あなたがこのページをご覧になっているということは、
「銀行員辞めたいけど、本当に辞めていいのか迷っている」
「なんで銀行員は辞めるなら早い方いいの?」
ということですよね?
私は銀行員だったので、あなたの銀行員辞めたいという気持ちよく分かります。
資金の必要のない企業に頭を下げてセールスをし、投信をよくわからないおばあちゃんに頭を下げて投信をなんとかやってもらったり、、、、、、
毎月のノルマを達成しないと役席から詰められまくって、銀行員時代は毎朝トイレで嗚咽してました。正直この生活が30年続くのかと思うと絶望しかありませんでした。
先輩・役席の姿は未来の自分の姿そのものです。私はどうしてもそうなりたいとは思えませんでした。
結局今は営業の必要のない財務部に転職できて、今はゆったりとした仕事ができています。
仕事に行くたくないのは変わりませんが、それでも「あの毎朝の嗚咽はなんだったんだろう?」と思えるくらい心身ともに健康になったので、転職して本当によかったです。
あなたも毎日色々と思い悩むこともあると思いますが、私のこの記事であなたの人生を変える一押しをできれば嬉しいです。
目次
銀行員辞めたいなら早く転職すべき3つの理由
あなたが銀行員を辞めたいと思った理由はどういうものでしょうか?
・毎月のノルマに追われて精神的に追い込まれている。
・派閥や学閥などの人間関係が大変。
・転勤のない仕事で家族とゆっくりと暮らしたい。
・フィンテックの関係で銀行の将来性ってどうなの?
などあなたが辞めたいと思った理由は色々あると思います。
もしこういった理由で銀行員を辞めたいと思ったのであれば、早く転職することをオススメします。次から、銀行員辞めたいと思ったら転職すべき3つの理由をご紹介していきます。
①転職でアピールできるスキルや知識が身につかないという現実
私が転職活動を始めて驚いたことは、銀行員は意外とアピールできるスキルや知識がないといこうとでした。
パソコンは、エクセルやワードが使えるだけ。
そもそも対外的にEメールを使うこともない。
プレゼンすることもないので、プレゼン能力もない。
企画することもないので、企画能力もない。
などなど意外と転職でアピールできるものがなかったんですよね。
私が実際にアピールできたのは次のようなものでした。
・営業スキル
・法人営業スキル
・金融知識
・事務スキル
これって、あまり専門性が高かったり、汎用性のあるものはないですよね。
だから銀行員を続けてても、転職でアピールできるスキルや知識が身につくことってほとんどないんです。
ということは、
銀行員を続けていても、転職に有利になることはない。
むしろ、年を取ればとるほど転職はどんどん不利になっていく
ということです。
だからもし銀行員辞めたいって今思っているのであれば、早めに転職を決意された方がいいですよ。
でも、転職活動してみると銀行員は若ければ意外と転職しやすいことが分かったんです。
次で詳しくご紹介しますね。
②銀行員は転職市場での評価が高いので転職しやすい
意外にアピールできるものがなかったんですけど、私は転職エージェントの方から色々な業界、業種、職種の求人を紹介してもらえたんです。
なんでかな?と思って、転職エージェントの方に聞いてみたんです。
そしたら、
「銀行員の方は、元々の能力が高い人が多くて、あとCSやビジネスマナーを銀行で徹底的に教育されているので、色んな業界、職種を提案できるんです。」
ということでした。
実際30歳前後の方までであれば、比較的転職はしやすいと思いますよ。
でも、転職でアピールできるものがあまりないので、年を取れば取るほどやはり選択肢はどんどん狭くなっていきますし、転職自体も厳しくなっていくっていのが現実です。
なので、もし今銀行員辞めたいと思うのであれば、転職活動だけでもとりあえず始めておいた方がいいですよ。
「自分には色々な選択肢があるんだ」と思えるだけでも結構楽になると思いますしね。
実際私は20代中盤だったので、色々と紹介してもらえて、「銀行意外にもこんないい企業の求人提案してもらえるんだ。」というだけでも、朝の嗚咽が少し治りました。笑
③フィンテックとAIの影響
最後に最近銀行からの転職者が増えている理由のフィンテックですが、これブロックチェーンなど色々と調べていると銀行の収益への影響って本当にすごいですよね。
色々と調べる前は、
「そんなすぐには変わらないでしょー。」
と思ってましたが、AIの導入が進んでいるヨーロッパ諸国では銀行の中にはほとんど人がいないんですよ。
これは、たぶん未来の日本の銀行にも当てはまるんだと思います。
実際にオランダの主要銀行であるINGは大型リストラ明言しているんですよね。
ING銀行のラルフ・ハマーズCEOは、今度5年間にわたりオランダ、ベルギーを中心に7000人のリストラを実施し、9億ユーロ(約1029億4020万円)の経費削減を意図している意向を明らかにした。一割強の外部従業員に加え、総従業員数の12%弱が職を失うことになる。
その一方で8億ユーロ(約915億240万円)を投じた大がかりなデジタル改革が予定されているなど、近年大手銀行で相次ぐ「デジタル化と人員削減の方程式」が、ここでも利益創出という回答をだすことになりそうだ。
引用元:FinTech online
7,000人というのがイメージ湧かないかもしれませんが、全従業員の12%です。
これ結構すごくないですか?
私の勤めていた銀行の12%の人がリストラに合うって考えたら、私もその一人になっていたかもなと思います。
たぶん最終的には、銀行がフィンテックを取り込んでなんとかなるという未来もあると思いますが、この辺りはなんとも言えないですよね。
今あなたが30歳前後なのであれば、転職が比較的しやすいので、とりあえず転職活動をしてみるということはしておいた方がいいですよ。
銀行員辞めたいけど、実際に転職先はどういったところがあるの?
でも、いざ転職しようと思ってもどういった転職先があるのか気になりますよね?
そこで、私の周りの銀行員の実際の転職先についてご紹介しておきますね。
○総合商社
→入行後3年前後の第二新卒であれば可能性あり。
→英語力の素地が必要。
○財務、経理等間接部門
→20代銀行員であれば転職しやすい。
→ポジションが空いているかどうか。
○メーカーの法人営業
→30歳前後の方までが提案してもらいやすい。
○外郭団体等
→金融関連の外郭団体。金融知識が活かせる。
○ベンチャー
→入行後、1年ー2年で転職する行員が多い。
○コンサル
→20代銀行員であれば、ポテンシャルを評価して採用されやすい。
→法人営業をやっていれば、その能力が生かせる。
○外資系金融機関
→入行後5年目までであれば転職可能性あり。
→市場関係、PJ、M&A等を専門で長年やっていた人は転職可能性あり。
他にも↓などがあります。
・証券、保険、ファンド、クレジット等の金融業界
・公務員
・他の銀行(地銀、信金等)
・青年海外協力隊、ボランティア等
・WEB関連
・広告代理店
こうやってみると、本当に色々な業界、職種へ転職しているなということが分かりますよね。
オススメはやっぱり私と同じ財務部です。
私は最初経理を考えていたんですけど、経理って結構難しいです。
経理って決算書を作って行く部署になるので、銀行員としての決算書を読んできた立場からするとあんまり役に立ちません。
むしろ経理の上の財務部というところが銀行員の方は目指した方がいいですよ。
ただ、ここは空きがあるかどうかがポイントなので、銀行員しながら転職活動をすることをオススメします。
銀行員辞めたいならまずはキャリアアドバイザーに相談しみよう!
ここまで色々とお伝えしましたが、ここでちゃんとまとめますね。
銀行員の転職の特徴は次のようなことです。
・銀行員は年を取れば取るほど転職に不利になる。
・30代前後の銀行員は色々な転職先を紹介してもらえる。
・フィンテックの影響で将来不透明。
こういった状況なので、現段階であなたが銀行員を辞めたい!と少しでも思うのであれば、ひとまず転職活動をしておいた方がいいです。
でも、いきなり転職するのは怖いですよね?
そういった方は、まずは転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談するところから始めてみましょう。
私は正直転職活動したことがなかったので、どうしていいか分かりませんでした。
というより、まずこの辛さとか悩みとかを誰かに聞いて欲しかったんです。
そして今よりもっといい未来があるのならそれを提案してほしいと思って、とりあえず転職エージェントに相談してみることにしました。
私にはこれが本当によかった。
転職するかなんて全く決めてなかったですけど、転職エージェントの方に話を聞いてもらえて心がホッとしました。
さらに、その後にいい求人をいくつも紹介してもえたので、本当に助かりました。(なんだか自分って評価されているんだなって嬉しくなりました。)
だからもしあなたが今銀行員でいることで何か悩んでいるのなら、まずは転職の専門家である転職エージェントに相談してみるといいですよ。
銀行員辞めたいなら、リクルートエージェントに相談してみよう!
結局私は3社くらい転職エージェントに登録して、エージェントの方に実際に会ったり、電話をしたりしましたが、リクルートエージェントが一番よかったです。
それは、エージェントの方が親身になってくれたり、面接対策セミナーが充実してたりとかもあるんですけど、何より私を担当してくれたエージェントの方の能力がズバ抜けてよかったのが大きいと思います。
私の気持ちをしっかり聞いてくれて、私の希望に沿った求人を一番多く提案してくれました。
エージェントの方の能力が高いのと、提案できる求人がたくさんあるということがやはりリクルートエージェントの強みかなと思います。
結局、リクルートエージェントだけでもよかったように思います。
なので、銀行員辞めたい方がとりあえず転職活動を始めてみようと思うのであれば、リクルートエージェントに一度相談してみるといいですよ。
「でも、まだ転職するかどうかは決めてない。。。」
とあなたは思っているかもですけど、転職するかどうかは別にしてもとりあえず今転職活動はしておいた方がいいですよ。
というのも、私は毎朝嗚咽しながら、ノルマに追われていたんですけど、そんな時って転職サイトに登録すらしたくないんですよね。
だって、毎日詰められて、家に帰ってきてどっと疲れているじゃないですか。
そんな状況で転職サイトに登録するってやっぱり無理ですよ。(というか私には無理でした。)
でも、辞めたい辞めたいって思いながら、半年以上経ったある日気力を振り絞ってリクルートエージェントにまずは登録したんです。
そしたら、あれよあれよという間にいくつか求人を紹介してもらえて、転職できてしまいました。
結局あの思い悩んだ半年間はなんだったんだと思いました。
とりあえず登録しときゃよかったって思ったんです。
だから、もしあなたもまだ転職するかどうかは決めてないっていう状態だったとしても、転職サイトには登録しておいた方がいいですよ。
人間疲労がマックスになると私のように転職サイトに登録するという気力すら湧かなくなります。(実際あそこまでいくと重症だと思いますけどね。笑)
もしまだあなたが転職サイトに登録だけもしとこっかなという余裕があるんだったら、今のうちに登録だけでもしておきましょう!
登録しておけば、私のように疲労マックスになったとしても、いい求人をいくつか紹介してもえる状態ができているので、いざとなれば転職することだってできますからね。
あ、オレって転職できるんだって思えるだけでも、日々の辛さが激減しますよ。
とりあえず、今の悩みや不安を相談してみるだけでもいいと思います。